開館20周年記念展「映画と秋聲」徳田秋聲記念館

  • 2025/9/29
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開館20周年記念展「映画と秋聲」徳田秋聲記念館

名称:開館20周年記念展「映画と秋聲」徳田秋聲記念館
会期:2025年10月1日~2025年12月28日
会場:徳田秋聲記念館
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:火曜定休(休日の場合はその直後の平日)
観覧料:一般310円、65歳以上210円、高校生以下無料
住所:〒920-0831石川県金沢市東山1-19-1
TEL:076-251-4300
URL:徳田秋聲記念館

開館20周年記念展「映画と秋聲」徳田秋聲記念館
開館20周年記念展「映画と秋聲」徳田秋聲記念館

 秋聲作品の映画化には、その生前に3作、没後に5作が数えられます。生前にはいずれも大正期に秋聲が集中的に執筆した大衆向けの小説、没後には、いわゆる秋聲の“代表作”と称される小説が多く選ばれているようです。
 人の声や音楽を好んだ秋聲のこと、無声映画の時代にはさほど心惹かれなかったと書き残していますが、昭和に入りトーキー(発声映画)が普及すると、カフェやダンスホールなどと同様、日常的な娯楽の対象としてしばしば映画館を訪れ、そしてその体験をもとに、小説の中にも都市文化の象徴として映画を描き込むようになります。また、久米正雄や岡栄一郎など映画界に接近した親しい作家たちの影響からか、松竹や日活の映画撮影所を見学に訪れたこともありました。
 この企画展では、映画化された秋聲作品および秋聲と映画にまつわるエピソードについてご紹介します。

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