「足立篤史 展 時を刻む」松坂屋名古屋

  • 2025/10/3
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「August 10,1942」H8.7×W24.9×D21.9cm

名称:「足立篤史 展 時を刻む」松坂屋名古屋
会期:2025年10月29日(水)→11月4日(火) ※会期中無休
会場:本館8階 第二画廊
開館時間:10時~18時 ※入館は閉館30分前まで
住所:〒460-8430 名古屋市中区栄三丁目16番1号
URL:松坂屋名古屋

「Dec 7,1941」H25.8×W91.9×D16cm
「Dec 7,1941」H25.8×W91.9×D16cm

この世に存在するあらゆる物には、その”モノ”が存在した時代、歴史、そして人々の生活や記憶が刻まれていると考えています。
人類は自分たちの知恵、経験、教訓、そして自分が存在した記憶を残すために言葉を産み出し、文字を発明し、本を作り、そして多くの人に広めるために印刷技術を発明し、紙も保存だけでなく、安価かつ大量生産できるよう進化させ、そして新聞として日々の情報を伝えていきました。
私は過去の記憶を、モチーフが存在した当時の資料(印刷媒体)をもとに、今まで形がなかったものを”実体化”させ、目に見えないものとして存在していただけの記憶を”記録”として残すことに意味があると考えています。
当時存在した物を表面に刻み付けることで、その時代の空気、リアリティを表現でき、ただの記録資料というだけでなく、その記憶の存在自体をリアルに感じることができ、その時代、出来事を考えるきっかけを作ることができると思っています。
そしてこれは未来へ向け記録を残していくのと同時に、過去の記憶を新たに垣間見ることができる瞬間であるのです。
足立篤史

「No.102」17×19×8.2cm
「No.102」17×19×8.2cm
「No.121」H13×W13×D8.2cm
「No.121」H13×W13×D8.2cm
「August 10,1942」H8.7×W24.9×D21.9cm
「August 10,1942」H8.7×W24.9×D21.9cm

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