「風景画への道 大津英敏展」日本橋三越本店

  • 2025/10/12
  • 「風景画への道 大津英敏展」日本橋三越本店 はコメントを受け付けていません
セーヌ川のレザンドレ 8号

名称:「風景画への道 大津英敏展」日本橋三越本店
会期:2025年10月29日(水) ~ 2025年11月3日(月·祝)
会場:日本橋三越 本館6階 美術特選画廊
   最終日午後5時終了
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店

ローテンブルグの窓と赤いバラ

6号
ローテンブルグの窓と赤いバラ
6号

私の現在の絵のテーマは、大きく分けると、人物画と風景画でしょうか。上野の藝大を卒業する頃、抽象画の大いなるブームが巻起り、ほぼ1年
ほど抽象絵画に取り組み、その頃権威とされていたコンクール展に入選した懐かしい思い出の大作が画庫に眠っています。今にして思えば、画面構成を考える時に、何を描き残すかということより、色彩と構成中心に連日没頭していたことが、その後の私の絵画制作に
どれほどプラスになったかと思わずにはいられません。そして、恩師山口薫先生のご指導とご教示がどれほどこの後の私にとって良かったか、計り知れないものがあります。
冒頭に書いた人物画と風景画について述べるとすれば、いずれも、私の住んでいた所であり、人をテーマにする場合にしても、主として家族である娘や息子達の人物画ということになりました。1979年に家族と共に移り住んだパリを中心にしたヨーロッパ。帰国後、ヨーロッパを想起することの多い北海道の函館や小樽運河であり、そして結婚以来住む鎌倉・湘南ということになりましょうか。
パリ時代に知ったバルチュスやモランディ、そのことによって帰国後さらに奥深さを感じることになった山口薫先生の絵画世界。まだまだこれからの私には奥深い絵画世界に進むことになるのでしょうか。
大津英敏

セーヌ川を行く白い船

8号
セーヌ川を行く白い船
8号
セーヌ川のレザンドレ 8号
セーヌ川のレザンドレ
8号

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 山田和 個展「得体の知れないエネルギー、カオスの時代―桃山サンバ」桃青京都ギャラリー
  2. 「昭和のホーロー看板展」アドミュージアム東京
  3. 「第27回市民作品展」天童市美術館
ページ上部へ戻る