薬師寺一彦 彫刻展「碧ノ翼・アオノツバサ」阪急うめだ本店

  • 2025/10/14
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「碧ノ翼・アオノツバサ」 (幅23×奥行23×高さ33cm)

名称:薬師寺一彦 彫刻展「碧ノ翼・アオノツバサ」阪急うめだ本店
会期:2025年11月5日(水)〜 11日(火)※催し最終⽇は午後4時終了
会場:7階 美術画廊
開館時間:10:00 〜 20:00
入場料:無料
住所:〒530-8350大阪府大阪市北区角田町8番7号
TEL: 06-6361-1381
URL:阪急うめだ本店

アクリルを彫って、透き通る水のような彫刻で表現するのは、海にすむイルカやクジラ、龍や自然に宿る精霊の気配のようなもの。自ら海に潜りイルカやクジラと泳ぎ、森で野生動物に出会うなどの旅を続け、現代社会で希薄になってしまった“人と動物、自然が調和していた太古の記憶”をたどることが制作の源泉になっています。今展の作品総数60点、水の彫刻、身につけることができる小さな彫刻(ジュエリー)、近年取り組んでいる精麻の造形作品をご覧いただきます。古来より穢れを祓う力があるとされた精麻と、現代の素材である透明なアクリルを掛け合わせたことで新しいものが生まれました。従来の作品が“水の精霊”ならば、精麻の作品は“風の精霊”。龍や翼龍、鳳凰、ヤタガラス、本物の鳥の羽根のような作品を造形しています。藁細工作家に師事し習得した技術を新たに取り入れ、水から風へ、広がるチャレンジをぜひご覧いただけたら幸いです。
薬師寺一彦
彫刻家、アーティスト名 HARAKARA(はらから)。
アクリルを用いてイルカやクジラなどの作品(水の彫刻)を制作。
沖縄・美ら海水族館の尾びれを失ったイルカのための「イルカの人工尾びれ制作」に協力。漫画『遊☆戯☆王』の原作者・高橋和希氏とのコラボ作品を彫刻するなど親交を深め、高橋氏の描いた世界観をオマージュする作品を表現し続けている。2021年から藁細工作家の藤山順二氏と、しめ縄と彫刻を融合させた「龍のしめ縄」を発表。
近年は、水のように透明なアクリルに、土器や石、精麻などのプリミティブな素材を融合させ“自然の中に宿る精霊”をテーマに立体作品を表現している。

「碧ノ翼・アオノツバサ」 (幅23×奥行23×高さ33cm)
「碧ノ翼・アオノツバサ」 (幅23×奥行23×高さ33cm)

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