特別展「生誕140年記念 山鹿清華(仮称)」京都市京セラ美術館

《手織錦屏風 立花》(部分)1935年 京都市美術館 撮影:来田猛

名称:特別展「生誕140年記念 山鹿清華(仮称)」京都市京セラ美術館
会期:2026年9月19日(土)〜2026年12月20日(日)
会場:京都市京セラ美術館
開館時間:10:00〜18:00
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
入場料:未定
住所:〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
TEL:075-771-4334
URL:京都市京セラ美術館

《手織錦壁掛 星座・月・ロケット》1958年 京都市美術館
《手織錦壁掛 星座・月・ロケット》1958年 京都市美術館

概要:
京都で活版印刷業を営む家に生まれた染織作家・山鹿清華(1885–1981)は、西陣織の図案家としての修業を経て、図案・糸選び・織りをすべて一人で行う独自技法「手織錦」を考案した革新者である。1927年、帝展美術工芸部門に《手織錦和蘭陀船》を出品して特選を受賞し、その名を広めた。天女や雲龍などの伝統的図柄から、機関車・ロケット・東京タワーといった現代的モチーフまで、多様で大胆な主題を自在に織り込み、古典と近代を架橋する美の世界を展開した。本展は、40年ぶりとなる山鹿清華の大規模回顧展として、明治・大正・昭和を通して染織美術の発展に寄与したその全貌を紹介する。文化功労者としての功績をたどりつつ、創造と継承のあいだを織り上げた芸術の軌跡を再評価する貴重な機会となる。

《手織錦壁掛 闘士カンガルー》1960年頃 京都市美術館
《手織錦壁掛 闘士カンガルー》1960年頃 京都市美術館
《手織錦壁掛 東京タワー》1958年 京都市美術館
《手織錦壁掛 東京タワー》1958年 京都市美術館
《⼿織錦屏⾵ ⽴花》1935年 京都市美術館
《⼿織錦屏⾵ ⽴花》1935年 京都市美術館
《手織錦屏風 立花》(部分)1935年 京都市美術館 撮影:来田猛
《手織錦屏風 立花》(部分)1935年 京都市美術館 撮影:来田猛

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