「土井沙織 本日の祈り」靖山画廊

土井沙織「100年後の約束」2025年、h183×w139×d4.5㎝、パネルに寒冷紗、石膏、水干、弁柄、ピグメント

名称:「土井沙織 本日の祈り」靖山画廊
会期:2025年11月6日(木)〜2025年11月18日(火)
会場:靖山画廊
開館時間:11:00〜19:00(土曜日・日曜日・祝日・最終日は17:00まで)
休館日:記載なし(会期中無休の可能性あり)
入場料:無料
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1F
TEL:03-3546-7356
URL:靖山画廊

概要:画家・土井沙織による個展。触覚的な絵肌を特徴とする作品群は、鑑賞者の記憶に質感を伴って深く残る。ざらついた表面は土や岩の手触りを思わせ、視覚と皮膚感覚をつなぐ媒介として機能する。モチーフは簡略化されながらも、原始的な聖性や崇高さを宿し、作品と観る者を貫く線上に「祈り」ともいえる普遍的な力を感じさせる。静寂の中に潜む熱や震えをテーマに、存在の根源に迫るような独自の世界観を提示する展覧会である。

作家略歴:土井沙織(どい さおり)は日本の現代画家。自然の物質感や人間の原始的感情をテーマに、絵画を通じて触覚的・精神的な体験を探求している。絵肌の質感や重層的なマチエールにより、静けさと内的な力を併せ持つ独自の作風を確立。国内外のギャラリーで発表を重ね、祈りや記憶、存在の感触を表現する現代日本絵画の注目作家の一人である。

土井沙織「100年後の約束」2025年、h183×w139×d4.5㎝、パネルに寒冷紗、石膏、水干、弁柄、ピグメント
土井沙織「100年後の約束」2025年、h183×w139×d4.5㎝、パネルに寒冷紗、石膏、水干、弁柄、ピグメント

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 山田和 個展「得体の知れないエネルギー、カオスの時代―桃山サンバ」桃青京都ギャラリー
  2. 「昭和のホーロー看板展」アドミュージアム東京
  3. 「第27回市民作品展」天童市美術館
ページ上部へ戻る