「PARADISE PARK」WISH LESS

名称:「PARADISE PARK」WISH LESS
会期:2025年11月22日(土)~2025年12月7日(日)
会場:WISH LESS
開館時間:12:00~18:00
休館日:月曜日、火曜日、水曜日
入場料:無料
住所:〒114-0014 東京都北区田端5-12-10
TEL:03-5809-0696
URL:WISH LESS
概要:
WISH LESSで開催されるグループ展「PARADISE PARK」は、オオカミゴッコ、小川哲、北林みなみ、ティム・ブランの4名による共同企画である。本展は「楽園」をテーマに、絵画、立体、陶芸といった多様なメディアを横断しながら、各作家が思い描く“理想の風景”や“心の中の楽園”を表現する試みである。
「楽園」という言葉が持つイメージは、個々の作家によって異なる。オオカミゴッコは寓話的な構成とユーモラスな造形を通して、人間社会の不条理をやわらかく照らし出す。小川哲は、日常の中に潜む神話的な要素を再構築し、幻想と現実のあわいを描く。北林みなみは陶による有機的フォルムで生命の循環や自然との共生を表し、ティム・ブランは鮮烈な色彩と抽象的構図によって心象的な風景を紡ぎ出す。
異なる出自と感性をもつ4名の作品が同一空間で響き合うことで、「楽園」は固定された場所ではなく、人の想像力の中に生まれる“変化する場所”として浮かび上がる。現実社会の喧噪から離れ、鑑賞者それぞれの“内なる楽園”を見出す契機となる展示である。
作家略歴:
オオカミゴッコは、物語性を帯びた絵画やオブジェで知られるアーティスト。人間と自然、子どもの想像世界をテーマにユーモアと風刺を交えた表現を展開する。
小川哲は、文学的構想力を背景に、現代社会の中に潜む哲学的問いを造形化する作家。平面から立体、映像まで幅広く活動する。
北林みなみは、陶芸と彫刻の中間領域で制作を行い、有機的形態と静謐な質感によって生命や記憶のかたちを探る。
ティム・ブランは、イギリス出身の画家。抽象絵画を通して人間の感情や夢想を鮮烈な色と構成で表現している。








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