「大正ロマンの小さな美 絵封筒の世界展 夢二・かいちを中心に名もなき図案家まで」竹久夢二美術館

名称:「大正ロマンの小さな美 絵封筒の世界展 夢二・かいちを中心に名もなき図案家まで」竹久夢二美術館
会期:2026年1月3日(土)~2026年3月29日(日)
会場:竹久夢二美術館
開館時間:10:00~17:00(入館16:30まで)
休館日:月曜日(1月12日・2月23日は開館、1月13日・2月24日は休館)
入場料:一般1200円/大・高生1000円/中・小生500円(弥生美術館と併せて観覧可、現金のみ)
住所:〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-2
TEL:03-5689-0462
URL:竹久夢二美術館

概要:
絵封筒は、大正から昭和初期に流行した、和紙に木版多色刷りで草花・風景・図案をあしらった装飾封筒であり、大正ロマンを象徴する小さなグラフィック文化である。竹久夢二(1884–1934)は「夢二式美人画」で知られるが、絵封筒の分野でも優れた才を発揮し、叙情的で詩情に満ちた意匠を残した。一方、京都の図案家・小林かいち(1896–1968)は、色鮮やかでモダンな意匠の絵封筒で女学生から大きな支持を獲得し、近年再注目されている。本展では夢二・かいちを中心に、日本画家から名もなき図案家までによる多彩な絵封筒を紹介。俳画風の洗練された意匠から乙女趣味のモダンデザインまで、時代の感性を映し、手紙に華を添えた絵封筒の魅力と文化的背景をひもとく。







作家略歴:
主要作家:竹久夢二(1884–1934) 美人画・装飾図案・出版文化で活躍した大正ロマンの象徴的存在。
小林かいち(1896–1968) 京都を拠点とした図案家。彩色木版によるモダンな絵封筒で人気を博す。








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