笹部さくら資料室展示「戦後80年 櫻男の記憶と記録をたどる」酒ミュージアム

笹部さくら資料室展示「戦後80年 櫻男の記憶と記録をたどる」酒ミュージアム

名称:笹部さくら資料室展示「戦後80年 櫻男の記憶と記録をたどる酒ミュージアム
会期:2025年12月10日(水)~2026年3月5日(木)
会場:酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)
開館時間:10:00~17:00(入館16:30まで)
休館日:火曜日、12月30日~1月3日、2026年1月14日~23日は展示替えのため観覧不可
入場料:一般500円・中小生250円(記念館・酒蔵館共通券)
住所:〒662-0926 兵庫県西宮市鞍掛町8-21
TEL:0798-33-0008
URL:酒ミュージアム

亦楽山荘記録参拾八(昭和20)
亦楽山荘記録参拾八(昭和20)

概要:
笹部新太郎(1887–1978)は、日本古来の山桜・里桜の保護育成に生涯を捧げた研究者であり、桜への情熱から“櫻男(さくらおとこ)”と呼ばれた人物である。活動の時代は日本が戦争へと突き進んだ激動期と重なり、大阪から武田尾の演習林「亦楽山荘」へ通いながら、戦禍に脅かされつつも研究を継続した。その記録は戦後の桜事業の礎となり、今日まで受け継がれている。しかし一方で失われてしまった桜も多く、桜の保存と記録の重要性を伝える。本展では笹部氏の自筆資料を中心に、戦前・戦中・戦後へと続く桜研究の歩みと時代背景を紹介する。

作家略歴:
笹部新太郎(1887–1978) 大阪生まれ。日本の桜、特に山桜・里桜の保護育成研究を行い、種の保存・植栽活動に尽力。武田尾「亦楽山荘」を拠点に研究を深め、戦後の桜事業に多大な影響をもたらした。

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