伝統の古典菊(2025年度)国立歴史民俗博物館

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名称:伝統の古典菊(2025年度)国立歴史民俗博物館
会期:2025年11月5日~2025年11月30日(肥後菊は12月7日まで展示)
会場:国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
開館時間:9:30~16:30(入苑は16:00まで)
休館日:11月10日・17日・25日
入場料:個人100円 団体50円 高校生以下無料 障がい者手帳提示で本人と介助者無料
住所:〒285-8502 千葉県佐倉市城内町117
TEL:050-5541-8600
URL:国立歴史民俗博物館

本企画は、日本の菊文化を象徴する「古典菊」を総合的に紹介する特別展示である。菊は日本在来の植物ではないものの、平安時代にはすでに宮廷で「菊花の宴」が行われ、律令期に中国からもたらされたと考えられている。平安・鎌倉期以降、日本独自の美意識のもとで嵯峨菊、伊勢菊、肥後菊、江戸菊、丁子菊といった中輪種の「古典菊」が形成され、貴族や武家社会、美術工芸の文脈で特権的な位置を占めた。
近世には庶民文化へ広がり、多様な園芸菊や菊細工が隆盛した。くらしの植物苑では2000年より古典菊の収集・栽培・展示を行っており、今回は約110品種に加え、実生栽培による新花約50品種(試作中約30品種を含む)を公開する。さらに「菊の栽培書を読む」をテーマに、江戸時代の園芸書『後の花』『菊花檀養種』などに記された独特の栽培道具や技術を、パネル展示で紹介する。

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