「城端蒔絵450年記念 十六代 小原治五右衛門展」日本橋三越本店
- 2025/11/30
- 東京
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名称:「城端蒔絵450年記念 十六代 小原治五右衛門展」日本橋三越本店
会期:2025年12月31日(水) ~ 2026年1月12日(月·祝)
会場:日本橋三越 本館6階 美術特選画廊 [最終日は午後5時閉場]
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店

城端蒔絵は、安土桃山時代・天正三年(1575)に始まり、450年の節目を迎えました。その源流は天平の密陀絵の再現にはじまり、それに基づき「白蒔絵法」を編み出し、さらに各代の創意工夫を加えながら、小原家一子相伝で継承しております。歴代の治五右衛門は、漆藝のみならず、日本画、彫刻、和歌、俳諧、 医学、蘭学、天文学、暦象、測量など幅広い分野に学び、城端神明宮 春季大祭で巡行する曳山や庵屋台などの制作や修復にも携わり、城端の町の歴史や文化と深く結びつきながらあゆんでまいりました。自然や人やものを大切にする精神、助け合う心、生まれ育った土地に対する信頼と感謝、城端人として生きる誇りの結晶として「城端曳山祭」も300年続いております。
本展では、八代 治五右衛門が天文学や蘭学にも通じたその探究心に着想を得て、日食・月食をモチーフに制作した「Eclipse」シリーズを
中心に展示いたします。光の移ろいの中に、“大事なことは変わらずに変わり続ける”という、これまでの感謝と未来への希望を重ね、城端蒔絵の変容と深化を表現しました。
ご高覧いただければ幸甚に存じます。
十六代 小原治五右衛門









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