「大貫芳一郎 モダン広重の描く昭和風景」鹿沼市立川上澄生美術館

「大貫芳一郎 モダン広重の描く昭和風景」鹿沼市立川上澄生美術館

名称:「大貫芳一郎 モダン広重の描く昭和風景」鹿沼市立川上澄生美術館
会期:2021年10月2日(土)~12月26日(日)
会場:鹿沼市立川上澄生美術館 2階展示ホール
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日、11月4日(木)、11月9日(火)、11月24日(水)
入館料:一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円)
  ・ ( )内は20名以上の団体料金、「東武沿線美術館連携事業」共通券割引料金
住所:〒322-0031栃木県鹿沼市睦町287-14
TEL:0289-62-8272
URL:鹿沼市立川上澄生美術館

 大貫芳一郎(おおぬき よしいちろう、1908-1945)は、昭和初期に活躍した版画家です。
 明治時代末期の加蘇村(現・栃木県鹿沼市)に生まれ、上京して絵を学んだ後に木版画を中心とした作品を制作しました。
 1931(昭和6)年の第12回帝国美術院展覧会における木版画《久慈風景》の入選をはじめとして、数々の公募展で高い評価を得ています。
 とりわけ風景に秀でていたことから、風景を得意とした江戸時代の浮世絵師・歌川広重になぞらえて「モダン広重」とさえ評されました。
 しかしながら、1945(昭和20)年に37歳の若さで亡くなった後は、活動期間の短さと現存作品の少なさのため、これまでほとんど注目される機会がありませんでした。
 本展は、2020(令和2)年に当館で開催した小企画展に続き、美術館で大貫を本格的に紹介する初の回顧展です。
 遺族に寄贈を受けた作品・資料の展示を通じて、知られざる天才版画家・大貫芳一郎の画業を紹介します。

大貫芳一郎《二艘の船》制作年不詳、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《二艘の船》制作年不詳、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《ガソリンスタンド》1933年、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《ガソリンスタンド》1933年、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《日光街道ノ内赤塚》1932年、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《日光街道ノ内赤塚》1932年、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《夜景》制作年不詳、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《夜景》制作年不詳、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《波》制作年不詳、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《波》制作年不詳、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《木蓮図》1936年、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《木蓮図》1936年、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《上野公園の桜》1933年、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《上野公園の桜》1933年、木版多色刷、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《館林にて》1929年、コンテ、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《館林にて》1929年、コンテ、紙、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《山水図》制作年不詳、紙本墨画、鹿沼市立川上澄生美術館蔵
大貫芳一郎《山水図》制作年不詳、紙本墨画、鹿沼市立川上澄生美術館蔵

イベント

館長による作品鑑賞会
 日時:10月2日(土) 午後2時~2時30分 会場:2階展示室
 申込:不要
 費用:無料 ※企画展チケットが必要です 


学芸員によるギャラリートーク 日時:11月6日(土)、12月4日(土) 各回午後2時~2時30分 会場:2階展示室
 申込:不要
 費用:無料 ※企画展チケットが必要です

同時開催

川上澄生 四季の楽しみ会期:10月2日(土)~12月26日(日)会場:2階展示室 第2会場料金:「大貫芳一郎展」に準ずる(「大貫芳一郎展」との共通チケットです) ※特別展期間中のため、ご覧いただける川上澄生作品が常よりも少なくなっております。

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