「Cama/突OW 山田周平・小池一馬」日本橋三越本店

「Cama/突OW 山田周平・小池一馬」日本橋三越本店

名称:「Cama/突OW 山田周平・小池一馬」日本橋三越本店
会期:2021年11月10日(水) ~ 2021年11月22日(月) 最終日は午後5時終了
会場:日本橋三越本店 本館6階 コンテンポラリーギャラリー
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店

山田周平「HaHaHaHaHa」  2021年  キャンバスにシルクスクリーン  162.0 × 112.0 cm
山田周平「HaHaHaHaHa」 2021年 キャンバスにシルクスクリーン 162.0 × 112.0 cm

キャマとはヒトコブラクダとリャマとの間に、人工的に作られた種間雑種。アラブ首長国連邦のドバイで1998年に1頭目、2002年に2頭目が人工授精によって生まれています。キャマには生殖能力がある可能性があります。
最初のキャマは雄で、成長するにつれ大変気難しい性格を持っていることが明らかになりますが、それがこの雑種固有のものなのか、それとも人工飼育の結果によるものなのかは不明です。
本展で山田周平は「安定におけるイメージの略奪をテーマにした作品」、小池一馬は「異なる場所/時代に由来する遺物のイメージをミックスした作品」を展示します。
両者の作品には生殖能力はあるのか、また2人の生み出す空間は気難しい性格を持っているのか。ぜひこの機会に目撃ください。

小池一馬「BC201112」  2020年  陶器  H53.0 × W23.0 × D20.0 cm  税込価格:330,000円
小池一馬「BC201112」 2020年 陶器 H53.0 × W23.0 × D20.0 cm 税込価格:330,000円

【山田周平 / Shuhei Yamada 】
1974年生まれ 京都市在住。
写真、映像、立体、平面、イ ンスタレーションと 様々な作品形式を展開し、社会状況に対する考察を通じて作品を制作している。2013年、アーモリーショーのキュレーション部門において、当時 アンディウォーホール美術館(ピッツバーグ)館長のエリックシャイナー(現 Pioneer Works ディレクター/ ニューヨーク)により唯一の日本人として選出され、様々なメディアで話題となった。
主な個展にDaiwa Anglo-Japanese Foundation(ロンドン, 2019)、AISHONANZUKA(香港, 2017,16,14)、The Armory Show(ニューヨー ク, 2013)、CAPSULE(東京, 2012)。
主なグループショーに「Next World―夢みるチカラ タグチ・アートコレクション×いわき市立美術館」 いわき市立美術館 (いわき市,2021)、「Other Ways」Enokojima FLAG STUDIO(大阪, 2017)、「Unclear nuclear」URANO(東京, 2016)、「Resonance」Sao La Gallery(ホーチミン, 2014)への参加がある。
2003年、写真新世紀優秀賞受賞。2017年、ISCPレジデンスプログラム(ニューヨーク)に参加。主なコレクションにタグチコレクション。

【小池一馬 / Kazuma Koike】
画家・彫刻家。1980年生まれ、大阪府在住。
幼少期をブエノスアイレス、高校時代をバルセロナで過ごす。日本大学藝術学部美術学科彫刻専攻卒業。「架空の古代遺物」をテーマに、偶像、ツボ、大型ネコ類、植物、パイナップルなどをモチーフにしたセラミック彫刻、ペインティング、ドローイングを制作している。「異なる要素が調和しながら共存した状態」や「モノの用途や意味が変化する過程」への関心のもと、異なる場所/時代に由来するイメージをミックスして作られる作品は、どこにも属していないかのような独特の浮遊感をまとっている。
主な展示に、AISHONANZUKA(香港, 2019, 16, 13)、TEZUKAYAMA GALLERY (大阪, 2020, 17, 14) 、VOLTA 12(バーゼル, 2016)、VOLTA NY(ニューヨーク, 2016)、AISHO MIURA ARTS (東京, 2013, 12, 11, 10, 09)での個展がある。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る