富岡展「青磁・白磁と単色釉磁」早稲田大学會津八一記念博物館

青磁劃花桃樹折枝文大盤 天龍寺青磁 明時代

名称:富岡展「青磁・白磁と単色釉磁」早稲田大学會津八一記念博物館
会期:2021年7月8日(木)~9月30日(木)
時間:10:00~17:00
休館日:7月14日(水)21日(水)~23日(金・祝)28日(水)31日(土) 8月全日 9月1日(水)4日(土)5日(日)8日(水)11日(土)12日(日)15日(水)18日(土)19日(日)22日(水)23日(木・祝)26日(日)29日(水)
会場:會津八一記念博物館 1階 富岡重憲コレクション展示室
入館料:無料
住所:〒169-8050東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田キャンパス2号館
TEL:03-5286-3835
URL:早稲田大学會津八一記念博物館

青磁管耳六角瓶 清時代
青磁管耳六角瓶 清時代

富岡重憲コレクションの中国陶磁の特色として、清代の淡色釉の作品が多いことが挙げられます。清代の官窯ではさまざまな釉薬を復活または開発していますが、例えば北宋の汝官窯(じょかんよう)青磁を写した雍正(ようせい)年(1723~1735年)製の青磁管耳六角瓶(かんじろっかくへい)など、当コレクションの陶磁にその一端を見ることができます。
また南宋から元にかけて浙江省の龍泉窯で焼かれた、わが国で砧(きぬた)青磁とよばれる透明感のある淡い青緑色や、明代に龍泉窯で焼かれ天龍寺船によって運ばれたという天龍寺青磁と称する沈んだ青緑色の作品も含まれています。
この展覧会では、淡い水色から緑がかった青まで、さまざまな色合いの青系統のうわぐすりがかかった壺や瓶を中心に、宋から清の青磁と白磁、清の単色釉磁器を展示します。

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