「「画壇の三筆」熊谷守一・高村光太郎・中川一政の世界展」富山県水墨美術館

高村光太郎《木彫 白文鳥》 1930年頃/個人蔵

名称:「「画壇の三筆」熊谷守一・高村光太郎・中川一政の世界展」富山県水墨美術館
会期:2021年10月8日(金)~11月28日(日) 会期中に一部展示替えを実施
会場:富山県水墨美術館
住所:富山県富山市五福777
開館時間:9:30〜18:00(入室は17:30まで)
休館日:月曜日、11月4日(木)
観覧料:
・前売券=一般のみ 1,000円
・当日券=一般 1,200円(1,000円)、大学生 1,000円(700円)
※( )内は20人以上の団体料金
住所:〒930-0887富山県富山市五福777
TEL:076-431-3719
URL:富山県水墨美術館

中川一政《椿》  1987年/株式会社源蔵
中川一政《椿》 1987年/株式会社源蔵

「書は最後の芸術である」――高村光太郎晩年のこの言葉に引き寄せられるように、「画壇の三筆」と題して、熊谷守一(画家)、高村光太郎(詩人・彫刻家・画家)、中川一政(画家)の三人展を開催します。
明治・大正・昭和へと連なる日本の近代美術の展開のなかで、ほぼ同時代を生きた三人の芸術家。その作品は、〈西洋〉化する日本の美術と〈東洋〉的な精神との折衝のなかから出現した、《模倣を嫌う》確固たる日本人の絵であり、彫刻であり、その書にはそれぞれの芸術観がよくあらわれています。
本展では、書作品に、日本画、墨彩画、彫刻、陶芸を加えて、三人の芸術の足跡を辿ります。生涯にわたって美の理想を問い続けた三人の日本人芸術家が到達した、究極の表現世界をご覧ください。

中川一政《われはでくなり》  1981年/真鶴町立中川一政美術館蔵
中川一政《われはでくなり》 1981年/真鶴町立中川一政美術館蔵
高村光太郎《リンゴばたけに(『有機無機帖』)》  1954年頃/公益財団法人日本近代文学館蔵
高村光太郎《リンゴばたけに(『有機無機帖』)》 1954年頃/公益財団法人日本近代文学館蔵
高村光太郎《わがこころは今『智恵子抄』》  制作年不詳/公益財団法人出羽桜美術館蔵
高村光太郎《わがこころは今『智恵子抄』》 制作年不詳/公益財団法人出羽桜美術館蔵
熊谷守一《正念場》  1973年/旧白洲邸武相荘蔵
熊谷守一《正念場》 1973年/旧白洲邸武相荘蔵
中川一政《鯛・大器晩成》  1977年/白山市立松任中川一政記念美術館蔵
中川一政《鯛・大器晩成》 1977年/白山市立松任中川一政記念美術館蔵
熊谷守一《無一物》  制作年不詳/出羽桜美術館寄託
熊谷守一《無一物》 制作年不詳/出羽桜美術館寄託
熊谷守一《猫》  1976年/公益財団法人熊谷守一つけち記念館寄託
熊谷守一《猫》 1976年/公益財団法人熊谷守一つけち記念館寄託
「「画壇の三筆」熊谷守一・高村光太郎・中川一政の世界展」富山県水墨美術館
「「画壇の三筆」熊谷守一・高村光太郎・中川一政の世界展」富山県水墨美術館
「「画壇の三筆」熊谷守一・高村光太郎・中川一政の世界展」富山県水墨美術館
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