鴨川 志野展「DEKO BOKO ANA(凸凹孔)」ギャラリー恵風

鴨川 志野展「DEKO BOKO ANA(凸凹孔)」ギャラリー恵風

名称:鴨川 志野展「DEKO BOKO ANA(凸凹孔)」ギャラリー恵風
会期:2021/11/18(木) 〜 2021/11/28(日)
会場:ギャラリー恵風
時間:12:00~19:00(最終日は18:00まで)
休館日:月曜日
料金:無料
住所:〒606-8392 京都市左京区聖護院山王町21-3(東大路丸太町東入ル南側)
TEL: 075-771-1011
URL:ギャラリー恵風

鴨川志野さんの個展「DEKO BOKO ANA(凹凸孔)」を開催します。鴨川さんは恵風で6年ぶりの登場になります。元々は大学で版画を勉強されましたが、現在は染色や切り絵の作品制作が中心になっています。今回は久しぶりの銅版画も発表してくださるそうです。
この夏、鴨川さんは、小児がん支援を行う団体「レモネードスタンド京都」から支援金を集めるため販売できるオリジナル手ぬぐいを制作してほしいとの依頼を受けました。小児がんを知ってもらうきっかけになればと、明るいデザインで 180枚を作成したところ、すぐ完売し追加注文がでるほど人気だったそうです。
社会的な活動と関わりながらいつもポジティブ、エネルギッシュな作品を作り続ける鴨川さんのモチベーション、原動力がどこからくるのか知りたいものです。
一人の個展とは思えないような楽しい多種の作品が皆様をお待ちしております。
私は身の回りの風景がまるで型紙のごとく、型に孔(アナ)が空い ているように見える。例えば柵の向こうに鶏がいるとする。その時、 私は柵の隙間を抜き、鶏を残して版を彫りたくなる。銅版画をして いた頃には凹凸版刷りをしていた。凹みだけではなく、凸にもイン クをのせて刷るのだ。目に留まる日常の出来事を凸(デコ)と凹(ボ コ)と孔(アナ)に置き換えると、とても愛おしい。凸凹孔(デコ ボコアナ)の世界をご高覧ください。(鴨川)

鴨川志野
1968 東京生まれ
1994 東京藝術大学大学院 修士課程修了
   注染 手ぬぐい、浴衣、型彫りを始める。
1997 「まどみちお展」にて手ぬぐい制作 (教分館ナルニア国/銀座)
2011 鴨川志野手ぬぐい展 (わたむきホール虹/滋賀)
2011 小倉充子・鴨川志野展 ( GALLERY RO-BA-YA/新潟)
2013 「岩波書店100周年記念」手ぬぐい制作 教分館ナルニア国(銀座)
2014 版を使った絵本「ぼくのかぼちゃ」こぐま社より出版
2015 鴨川志野 個展 (ギャラリー恵風/京都)
2016 鴨川志野 個展 (愛知川図書館/滋賀)
2018 鴨川志野 個展 (polarsta /京都)
2018 鴨川志野びっくり箱展 (恵文社ギャラリーアンフェール/京都)
2020~21 銀座でゆかた展 (うとうとギャラリー/銀座)

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