「桑久保徹 A Calendar for Painters without Time Sense. 12/12」茅ヶ崎市美術館

「桑久保徹 A Calendar for Painters without Time Sense. 12/12」茅ヶ崎市美術館

名称:「桑久保徹 A Calendar for Painters without Time Sense. 12/12」茅ヶ崎市美術館
開催期間:2020年12月12日(土)~2021年2月7日(日) 
休館日:月曜日(ただし1月11日は開館)、12月29日(火)~1月3日(日)、1月12日(火)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料:一般:600円(500円) 大学生:400円(300円) 市内在住65歳以上:300円(200円)
  ※高校生以下、障害者およびその介護者は無料
  ※( )内は20名以上の団体料金 *10名以上の団体は入場を制限する場合がございます
会場:茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3
主催:公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
協力:小山登美夫ギャラリー
協賛:東芝映像ソリューション株式会社
助成:公益財団法人 野村財団
展示協力:日高理樹、小林優平
住所:〒253-0053神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
TEL:0467-88-1177
URL:茅ヶ崎市美術館
 この度、茅ヶ崎市美術館は、公立美術館における初めての桑久保徹(1978-)の個展を開催いたします。
桑久保は神奈川県を拠点に活動する気鋭の画家。現代美術に立ち向かうための方法として、自分の中に「架空の画家」を見出し、「彼に描かせる」という演劇的アプローチから創作をスタートしました。油絵具を盛り上げるなどの古典的な技法やモティーフを用い、心象風景を現代的かつ物語性豊かに紡ぎ出す表現は、国内外で高い評価を受けています。
 桑久保が近年取り組んでいるのは、美術史に輝く巨匠をオマージュした「カレンダーシリーズ」。ムンク、ゴッホ、モディリアーニなど桑久保により選ばれた巨匠が12か月に当てはめられ、カレンダーの「月」に見立てられます。画面には巨匠たちの息遣いが漂い、鮮やかな色彩と描かれた様々なモティーフが溶け合うことで、時空を超えた共鳴が生まれます。
 本展は完結したカレンダーシリーズとともに、関連するドローイングも一堂に会した初の展覧会となります。各作品において過去の巨匠の生きた時代・制作の時間を現在の私たちの時間・生活と比較させることによって、時間の概念を強く感じさせる異次元空間を演出することを試み、現代美術の新たな理解と視座を得ることを企図します。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 「平山郁夫のメッセージ」平山郁夫美術館
  2. 津田友子 「記憶は動く」白白庵
  3. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
ページ上部へ戻る