「虎屋所蔵品展 めでたい寅年 愛でたい虎」虎屋 京都ギャラリー

永楽善五郎(十六代)《虎置物》

名称:「虎屋所蔵品展 めでたい寅年 愛でたい虎」虎屋 京都ギャラリー
会期:2021年10月30日(土) 〜 2021年12月05日(日)
会場:虎屋 京都ギャラリー
時間:10:00~17:00
休館日:11/29(月)
料金:無料
住所:〒602-0911 京都市上京区一条通烏丸西入
TEL:075-431-4736
URL:虎屋 京都ギャラリー

中村宗哲(九代)《笹虎高台寺蒔絵炉縁(部分)》
中村宗哲(九代)《笹虎高台寺蒔絵炉縁(部分)》

2022年は12年に一度の寅年です。これを迎えるにあたり、虎屋のコレクションから虎を題材にした所蔵品をご紹介します。
虎屋の屋号の由来は諸説ありますが、虎が店主・黒川家の信仰する毘沙門天の使いとされ、縁が深いためとも伝わります。江戸時代に用いられた金蒔絵の豪華な井籠(せいろう/菓子を運ぶ容器)から、現在も杉箱入の羊羹に使っている富岡鉄斎原画の掛紙まで、虎屋が用いる品々にはさまざまなものに虎の意匠が取り入れられています。
今回の展覧会では、絵画のほか、香合や茶碗、菓子器や郷土玩具にいたるまで幅広い品々が並びます。津田青楓が94歳にして画面いっぱいに描いた躍動感あふれる《虎合戦図》、丁寧に描き込まれた毛並みが美しい富岡鉄斎の《狂虎之図》のほか、永楽善五郎の愛嬌ある虎の置物や、塗師・中村宗哲が金蒔絵を施した炉縁、全国各地の張り子をはじめとした郷土玩具など、多種多様な作品で“虎づくし”をお楽しみいただけます。また、虎に縁のある京都の寺社などもご紹介します。
会場内には《虎合戦図》の虎たちと一緒に記念撮影ができるコーナーを用意。まるで駆け回る虎たちに囲まれたような構図で撮影ができ、寅年の新年のあいさつにも活用いただけます。隣接する虎屋菓寮京都一条店や、とらや 京都一条店をはじめ全店で寅年にちなんだ商品の販売も予定しています。
この機会に個性豊かな“愛でたい虎”をお楽しみください。

富岡鉄斎《狂虎之図》
富岡鉄斎《狂虎之図》

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