「黄色い太陽-Burning Dropー」PARCO MUSEUM TOKYO

「黄色い太陽-Burning Dropー」PARCO MUSEUM TOKYO

名称:「黄色い太陽-Burning Dropー」PARCO MUSEUM TOKYO
会期:2021年12月24日(金)~2022年1月17日(月)
開館時間:11:00-20:00
  ※入場は閉場の30分前まで
  ※1/1は休館 
  ※12/31および1/17は18時閉場 
会場:PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
入場料:一般 700円 学生500円 小学生以下無料 ※その他、株主優待を含む割引対象外
主催/企画:PARCO
製作・協力:FLAT LABO、株式会社フレームマン
宣伝物:坂脇 慶
住所:〒150-0042東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ4F
URL:PARCO MUSEUM TOKYO 

渋谷PARCO 4F「PARCO MUSEUM TOKYO」にて、12月24日(金)よりニューヨークを拠点に活躍をする写真家・小浪次郎の新作写真展「黄色い太陽-Burning Dropー」を開催いたします。
本展では、小浪次郎が写真を始めた18歳の八丈島の情景から、父となり、ニューヨークで暮らす現在までの変遷を収めた約70点の作品(一部販売予定)を展示いたします。また、展覧会開催を記念して制作された写真集「黄色い太陽ーBurning Dropー」は会場にて、特装版(限定100部)と通常版の2種を先行販売いたします。

黄色い太陽
Your son and your father.
父親と息子。そして家族。15年の時を経ても太陽は私を照らす。
レンズ越しの世界で十分、自分は満ちていた。自分を照らしてくれる光が見えたから。
オヤジ、あなたがいなくなってから8年が過ぎた。
その煙が空に消えてからよく空を見るようになった。鳥を雲を夜空に舞う星を。
子供ができて俺は気づいたんだ。
20歳の頃は分からなかったあなたの道を現在は少し理解できる。
今さらになって向き合って、問うんだよ。自分は何を見てきたか。
と同時に今、目の前にある景色が美しいと。思えるようになった。フレームの外を見ないとな。
黄色いカーテンは今もなおひらひらと舞っている。
太陽が沈む頃、黄色い太陽は赤い太陽を優しく包み込んで沈んでいった。
小浪次郎

アーティストプロフィール
小浪 次郎 | Jiro Konami
1986年生まれ。写真家。活動初期より8年間、自身の父親を撮影し続け、絶妙な親子の距離感を記録した作品で2010年に富士フォトサロン新人賞を獲得するなど高い評価を得る。
これまでに2013年『父をみる』、2014年『personal memory』、2015年『PARADAISE TOKYO』、2017年『GIMATAI』、2018年『Straigt,No chaser』、2021年『舐達麻』などの写真集を刊行。
主な個展に2011年G/P FRONT LINE SHOW 「complex and more」(Spiral garden)、2012年「UK-curtain call 」(KONICA MINOLTA Gallery)、2013年「Loolong at my father」(Fuji film salon)、2016年「GIMATAI」(Book Marc)、2021年「GIMATAI」(common Gallery)等、グループ展も多数行う。
2017年より活動拠点をニューヨークに移す。『The New York Times』『i-D Magazine』などで作品を発表している。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る