「スポット展示・収蔵コレクション展19 生誕100年 金達寿展」神奈川近代文学館
名称:「スポット展示・収蔵コレクション展19 生誕100年 金達寿展」神奈川近代文学館
開催期間:2021年5月22日(土)~7月18日(日)
休館日:休館日:月曜日(1月11日は開館)、12月28日(月)~1月4日(月)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
会場:神奈川近代文学館第3展示室
観覧料:一般500円(350円)、65歳以上/20歳未満及び学生250円(200円)、高校生100円(100円)、中学生以下は無料
*( )内は20名以上の団体料金
主催:県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
後援:NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk
協賛:横浜高速鉄道、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
広報協力:KAAT 神奈川芸術劇場
住所:〒231-0862神奈川県横浜市中区山手町110
TEL:045-622-6666
URL:神奈川近代文学館
金達寿(キム,タルス/キムダルス 1920~1997)は在日朝鮮人としての経験を核に、作品を通して人間とはなにか、どうあるべきかを問い続けた作家でした。
日韓併合下の朝鮮・慶尚南道(キヨンサンナムド)に生まれ、10歳で日本へと渡った金達寿は貧しい家計を助けながら文学を志し、戦後「玄海灘」「太白山脈」などを発表、在日朝鮮人作家の先駆けとして活躍します。また、戦中戦後の約10年間を横須賀に暮らした、神奈川に縁の深い作家でもあります。後半生では朝鮮と日本の関わりについて古代にさかのぼって追究、ライフワーク「日本の中の朝鮮文化」に結実させて行きました。
当館では、金達寿資料を2003年(平成15)に受贈し、「金達寿文庫」として保存してきました。2020年(令和2)が金達寿生誕100年にあたるのを機に、日本人と朝鮮人の相互理解を希求したその生涯と作品を「金達寿文庫」資料を中心に紹介します。
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