「萬谷歓峰 作品展」京王百貨店新宿店

海松 香合・黒柿南京 香炉・正倉院宝物 筆

名称:「萬谷歓峰 作品展」京王百貨店新宿店
会期:12月16日(木)→22日(水)※最終日は午後3時まで
場所:6階 京王ギャラリー
住所:〒160-8321東京都新宿区西新宿1-1-4
TEL: 03(3342)2111
URL: 京王百貨店新宿店

象牙、水牛、珊瑚などの天然素材をつかった、筆管や硯箱などの書道具、文房具、香合などを展覧即売いたします。

【ごあいさつ】
この度は、京王ギャラリーに於いて初の個展を開催させていただく運びとなりました。香木、珊瑚、黒柿などの希少価値のある天然素材が奏でる「息づかいや輝き」を活かした唯一無二の作品を展示させていただきますのでご清観いただければ幸いです。 萬谷歓峰
【略歴】
1955年:奈良大和阿騎野に生まれる
2006年:奈良国立博物館「やまとの匠展」に出展
2009年:唐招堤寺開眼筆を制作
2017年:藤田美術館ホールにて個展を開催
萬谷歓峰は名工である。筆管師の家に生まれ、商いにも辣腕を揮ったが、ある年齢を境として、後世に遺る秀逸な作品を造る事へと没頭していった。修練を重ねてきた轆轤の技と、持前の探求心と工夫の成果を以て、正倉院筆の復元や刳物の制作等々、大和という地で磨いた感性と品格がにじみ出た作品が多い。このたび就業50年を記念して、東京で個展を開くという。江湖に狐高の名匠の作品を知らしめる、好機到来と、推薦の辞を呈する事とした。
奈良県立大学客員教授・元春日大社権宮司
岡本彰夫

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