特別展「完全公開巻物八景十境―ぶんきょうの指定文化財―」文京ふるさと歴史館

特別展「完全公開巻物八景十境―ぶんきょうの指定文化財―」文京ふるさと歴史館

名称:特別展「完全公開巻物八景十境―ぶんきょうの指定文化財―」文京ふるさと歴史館
期間:令和4年2月5日(土曜日)~3月21日(月曜日)
会場:文京ふるさと歴史館:地下1階
開場時間: 午前10時~午後5時
休館日:毎週月曜日
入館料:一般100円、団体(20人以上)70円 、中学生以下・65歳以上は無料、「友の会」会員の方は無料、
  「身体障害者手帳」「愛の手帳(療養手帳を含む)」「精神障害者保健福祉手帳」「戦傷病者手帳」をお持ちの方とその介護の方(1名)は無料。
住所:〒113-0033東京都文京区本郷4-9-29
TEL:03-3818-7221
URL:文京ふるさと歴史館

詩巻の序文(冒頭部分)
詩巻の序文(冒頭部分)

「太田備牧駒籠別荘八景十境詩画巻」(おおたびぼくこまごめべっそうはっけいじっきょうしえまき)は、詩巻と画巻からなる二巻の巻物です。江戸時代の大名・太田資宗(一六〇〇〜一六八〇)の駒込屋敷(現千駄木一丁目)からの眺めを「八景」、そして屋敷内の見どころを「十境」としたもので、詩は、儒学者・林鵞峯(一六一八〜一六八〇)により詠まれ、その子梅洞(一六四三〜一六六六)により墨書されました。詩文をもとに制作されたと考えられる画巻は、絵師・狩野安信(一六一四〜一六八五)により描かれました。
この作品は、江戸時代初期の大名屋敷や当時の文化などを知る上で、きわめて重要なものです。そして文京区にとっては、区域にあった大名屋敷の様子、そこからの景観を知ることができるとても貴重な作品であり、区の文化財に指定されています。
開館30周年を記念するこのたびの特別展において、全長約6メートル(詩巻)、約11メートル(画巻)となる長大なこの作品の全体を、初めて公開いたします。ぜひご鑑賞ください。ご来館をお待ちしております。

詩巻の八景(部分)
詩巻の八景(部分)
詩巻の十境(部分)
詩巻の十境(部分)
画巻の士峰積雪(部分)
画巻の士峰積雪(部分)
画巻の十境(冒頭部分)
画巻の十境(冒頭部分)
特別展「完全公開巻物八景十境―ぶんきょうの指定文化財―」文京ふるさと歴史館
特別展「完全公開巻物八景十境―ぶんきょうの指定文化財―」文京ふるさと歴史館

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