「没後50年 鏑木清方展」京都国立近代美術館

「没後50年 鏑木清方展」京都国立近代美術館

名称:「没後50年 鏑木清方展」京都国立近代美術館
会期:2022年5月27日(金)〜7月10日(日)
開館時間:9:30~17:00、金曜・土曜日は~20:00
料金:一般:1,800円(1,600円)
   大学生:1,100円(900円)
   高校生:600円(400円)
   *( )内は前売りおよび20名以上の団体
   * 中学生以下は無料。    * 心身に障がいのある方と付添者1名は無料
   * 母子家庭・父子家庭の世帯員の方は無料*。
   *入館の際に証明できるものをご提示ください
   * 本料金でコレクション展もご覧いただけます。
住所:〒606-8344京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
TEL:075-761-4111
URL:京都国立近代美術館

「没後50年 鏑木清方展」京都国立近代美術館
「没後50年 鏑木清方展」京都国立近代美術館

令和4(2022)年は、上村松園と並び称された美人画家として定評のある鏑木清方(1878-1972)の没後50年目にあたります。本展は、それを記念して約110点の日本画作品で構成する清方の大規模な回顧展で、当館では初めて、京都でもこの規模の回顧展は実に45年ぶりの開催となります。
 江戸の面影を色濃く残した東京に生まれた、生粋の明治東京人たる清方は、その生涯にわたり、江戸や東京にまつわる作品を多く残しました。その中の代表的な作品が、長らく行方が分からなくなっていて、平成30(2018)年漸くすがたを現わした《築地明石町》です。本作品は、清方の代表作というだけでなく、近代日本画壇の美人画の最高峰に位置付けられてもいます。同時に現われた《浜町河岸》《新富町》とあわせて東京国立近代美術館の所蔵となったことから、同一法人内の美術館である当館でも三部作の全会期展示が実現!また、江戸・東京の風俗画だけではなく、戯作者であり、毎日新聞の前身にあたる東京日日新聞の創刊に関わった父・條野採菊の影響により幼い頃より親しんだ文学、芝居、歌舞伎、落語に取材した作品でも知られる清方の、《野崎村》や重要文化財に指定された《三遊亭円朝像》も会期中ずっとご覧いただけます。美人画だけではない清方の全貌を、ご堪能ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 津田友子 「記憶は動く」白白庵
  2. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  3. 「平山郁夫のメッセージ」平山郁夫美術館
ページ上部へ戻る