名称:令和4年新春展「いいことありそう、寅の年」松花堂庭園・美術館
会期:令和4年1月8日(土)~2月6日(日)
開館時間:午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
入館料:一般400円、大学生300円、18歳以下無料(大学生を除く)
*庭園との共通券 一般460円、大学生35
住所:〒614-8077京都府八幡市八幡女郎花43-1
TEL:075-981-0010
URL:松花堂庭園・美術館
令和4年(2022)は、壬寅の年です。このたびの展覧会では、寅年にちなんだ作品に加え、新春を寿ぐ作品を中心にご紹介いたします。
十二支の3番目にあたる「寅」は、動物の虎にあてられます。虎は古来より、多くの作品に様々な姿で描かれてきました。あるときは四神のひとつである「白虎」として、あるときは天に姿を現した龍に相対する強い存在として。柔らかな雰囲気のときもあれば、猛々しいときもあるなど、その描かれ方は作品によって様々です。
「龍虎図」として龍と一緒に描かれるとき、龍は雲を呼び、対する虎は風を起こすとされ、多くの場合風に揺れる竹とともに描かれます。虎の周囲で風に揺れる竹の描写は、松花堂庭園内の竹を想起させます。 新型コロナウイルスの不安がまだ拭い去れない状況の中で、力強い姿の虎が困難を一層してくれることを願いながら、新春のひとときを松花堂美術館でお過ごしください。
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