名和晃平 「Metamorphosis Garden(変容の庭)」GINZA SIX

名和晃平 「Metamorphosis Garden(変容の庭)」GINZA SIX

名称:名和晃平 「Metamorphosis Garden(変容の庭)」GINZA SIX
会期:2021.04.12(月)~2022.04.30(土)
入場料:無料
会場:GINZA SIX
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1
TEL:03-6891-3390
URL:GINZA SIX 

銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」では、2021年4月12日(月)~2022年4月(予定)までの期間、施設中央に位置する吹き抜け空間において、彫刻家・名和晃平によるインスタレーション「Metamorphosis Garden(変容の庭)」を展示します。
GINZA SIXは、開業4周年を迎える今春、開業以来初の大規模リニューアルを実施します。新たなGINZA SIXの顔となる新作アートを手がけるのは、先見性と創造性をあわせもつ、日本を代表する彫刻家・名和晃平。「Metamorphosis Garden(変容の庭)」は、生命と物質、その境界にある曖昧な存在が共存する世界をテーマにしたインスタレーションです。
不定形の島々と雫、そこに立ち上がる生命の象徴としての“Ether”と“Trans-Deer”。アルミナとマイクロビーズの粒で覆われた彫刻群が吹き抜け空間に浮かびます。そこに振付家ダミアン・ジャレとの共作によるARのパフォーマンスが展開し、絶えず変容する世界がリアルな物体とARのイメージとして重なり合います。
GINZA SIXの象徴とも言える中央吹き抜け空間では、これまでに草間彌生、ダニエル・ビュレン、ニコラ・ビュフ、塩田千春、クラウス・ハーパニエミ、吉岡徳仁という世界で活躍するアーティストの作品を展示し、クリエイティブなエネルギーと驚きの要素に満ちた、感性を刺激するアートプログラムを展開してきました。
人々の生活、仕事、価値観が大きく変化するこの時勢に「アートの力」は極めて重要だと考えます。GINZA SIXは、アーティストとともに、新しい価値創出を行い、お客様と次の時代へ向けたヴィジョンを共有していきます。

名和晃平

彫刻家 / Sandwich Inc.主宰 / 京都芸術大学教授
1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。博士第一号を取得。2009年「Sandwich」を創設。名和は、感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家 / ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演中。2018年にフランス・ルーヴル美術館ピラミッド内にて彫刻作品“Throne”を特別展示。

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