烏里烏沙うりうさ写真展「世界自然遺産 三江併流さんこうへいりゅう地域に生きる」FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)

烏里烏沙うりうさ写真展「世界自然遺産 三江併流さんこうへいりゅう地域に生きる」FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)

名称:烏里烏沙うりうさ写真展「世界自然遺産 三江併流さんこうへいりゅう地域に生きる」FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)
会期:2022年3月18日(金)~3月24日(木)
開館時間:10:00-19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休
会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1
入館料:無料
  ※ 企業メセナとして実施しており、より多くの方に楽しんでいただくために入館無料にしております。
作品点数:全倍・大全紙・全紙等、カラー、約 35 点(予定)
住所:〒107-0052東京都港区赤坂9-7-3(東京ミッドタウン、FUJIFILM SQUARE内)
TEL:03-6271-3350
URL:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)

写真展について
世界から忘れられたところとも言われる「三江併流地域」をご存知ですか。
中国雲南省北西部(ヒマラヤ山脈の東側)にあり、チベット高原を源流とする金沙江(きんさこう)(長江上流部)、瀾滄江(らんそうこう)(メコン川上流部)、怒江(ぬこう)(サルウィン川上流部)の3つの川が、170kmにわたって並行して流れる地域のことです。
この地域は梅里雪山(ばいりせつざん)、白馬雪山(はくばせつざん)、高黎貢山(こうれいこうざん)などが中国横断山脈の南部に属し、高さ4,000m~6,000mの山が連なり、深さ2,000m~3,000mの峡谷があり、最も狭いところでは100kmに満たない範囲に3つの大峡谷が並ぶという世界でも類い稀(まれ)な地形と美しい景観が広がっています。中国に生息する動植物の約半数が生息していることもあり、保護地域として、2003年7月に「世界自然遺産」に登録されました。
また、多民族が共存している地域でもあり、リス族、ヌー族、トーロン族、プミ族などの4つの主体民族をはじめ、ペー族、イ族、チベット族、ナシ族など16の民族が暮らし、各民族で異なる文化および信仰を持ちながら尊重し合い、共存してきました。
20数年の間、わたしはほぼ毎年、三江併流地域を取材してきました。今回はこの地域で撮影した写真を厳選し、本写真展を通して中国内陸部、特に少数民族の暮らしを紹介できれば、 日中民間交流にも繋がると考えています。ぜひご来場ください。

プロフィール
烏里烏沙 (Wuli wusha・彝(イ)族)
山岳写真家。1967年5月、中国四川省生まれ。油絵や写真撮影など視角芸術の創作活動をしながら、民族・民俗学、植物学などを研究している。20数年来、1年の半分近くはチベット及び中国西部の秘境を回り、多角的な視点で捉える芸術創作活動や、チベットカム地方の山々についての調査も行っている。
また、中国西部のチベット高原の環境が厳しい所に小学校を建設することや、日本の文化や風土を中国に紹介する写真展も開催するなど、日中文化交流のかけ橋として、幅広く活動している。
現在、一般社団法人日本中国友好写真家協会理事長、日本山岳写真集団同人、中日翻訳家協会学術 委員・理事、公益社団法人日本写真家協会会員、横断山脈研究会会員など。
(公式サイトより)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る