名称:齊藤彩 × 中屋敷智生 二人展「歩く― 彷徨の記憶をはぐくむ時間」ギャルリー宮脇
会期:2022年2月15日~3月6日
開館時間:午後1~6時
休館日:月曜休廊
入館料:大人100円、小・中学生50円、幼児無料(土曜日は中学生以下無料)
観覧料:無料
住所:〒604-0915 京都市中京区寺町通二条上ル東側 常盤木48−5
TEL:075-231-2321
URL:ギャルリー宮脇
生きることにも通じる歩くこと、そのときのポジティブなさまよいは、画家が絵を描くことにも似ていないだろうか。画家たちは、日々の彷徨の記憶を反芻し、創造に置換する。歩くことで想像をはぐくみ、アトリエに帰るとキャンバスや紙の上をさらに歩きつづけるのだ。生のままの欲動から手指を使って湧き上がるような図像を描きあげる齊藤彩と、日常の風景や光景をベースに間接的な技法を用いて抽象的な画面を作り出す中屋敷智生。この対照的な二人の画家に、なおも共通性を帯びさせているのは、おそらく二人が共に歩くときのさまよいの感覚を携えているからであろう。見つけては過ぎ消え去っていく彷徨の記憶。歩くことと創ることは似ている、だからこそ歩き、さまよい、描きつづける。二人の画家の最近作を中心に合計三十余点を展示。
ゲスト:仲野泰生(京都場館長・元川崎市岡本太郎美術館学芸員)
つなぎて:杉浦幸子(武蔵野美術大学芸術文化学科教授)
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