「彌太郎と長崎~ふるさとの風景~」長崎市野口彌太郎記念美術館

「彌太郎と長崎~ふるさとの風景~」長崎市野口彌太郎記念美術館

名称:「彌太郎と長崎~ふるさとの風景~」長崎市野口彌太郎記念美術館
会期:令和2年10月20日(火曜日)~令和3年4月18日(日曜日)
開館時間:9時~17時 (最終入館 16時30分) 
休館日: 毎週月曜日休館(祝日は開館)
住所:〒852-8117長崎県長崎市平野町7-8 平和会館1階
TEL:095-843-8209
URL:長崎市野口彌太郎記念美術館
 令和2年度後期企画展は「彌太郎と長崎~ふるさとの風景~」と題し、長崎の風景を描いた作品を中心に展示します。東京生まれの野口彌太郎でしたが、12歳の時、父親の故郷である諫早で少年期を過ごしたことが原体験となり、生涯に渡って長崎と関わりを持ち続けました。戦後になってからは、中央の画家たちの先陣を切って長崎に訪れ、戦争から復興する時代の長崎を描いています。特に好んで描いたのは木造洋館など異国情緒を残す町並みや人情味溢れる長崎の人々で、これらは彌太郎の創作意欲を掻き立てる魅力的なモチーフだったのでしょう。幾度となく長崎に滞在し創作活動を行う中で、彌太郎にとって長崎は、父の故郷であるとともに、自分にとっても絵画を成熟させた第二のふるさととなっていきました。私たちにとってのふるさとであり、野口彌太郎にとっての第二のふるさとでもある「長崎」の姿を、どうぞ作品を通してご鑑賞ください。

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