名称:アフター・マレーヴィチ展「十五代樂吉左衞門・直入×MALEVICH」佐川美術館
会期:2022年4月29日(金・祝)〜2022年8月21日(日)
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日は開館)、展示替え期間
住所:〒524-0102滋賀県守山市水保町北川2891
TEL:077-585-7800
URL:佐川美術館
十五代樂吉左衞門・直入は、「ロシア・アヴァンギャルド」の一つ無対象を主義とした「シュプレマティズム(絶対主義)」の創始者として知られるカジミール・マレーヴィチの素描とのコラボレーション展「吉左衞門X MALEVICH」(2021年9月14日~2022年1月16日)開催にあたり、マレーヴィチの素描に波長を整え白い樂茶碗「白い巌」(White Rock)に取り組みました。素地となる胎土に無機的な白さを敢えて求めたため、樂家に代々伝わる土や聚楽土ではなく、信楽の白土や磁器土を使用しています。荒々しい茶碗の白い肌面に、不定形、不確かで不安定で不規則窮まりない形象が無軌道に出現した茶碗は、まさに「白い巌石茶碗」。新たな直入の表現がうかがえます。マレーヴィチの素描は、作品保存上の理由により長期展示できない為、引き続きアフター・マレーヴィチ展として、会期中展示しきれなかった「白い巌石茶碗」をさらに加えて展観します。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。