「眼でふれる—5つのまなざし」東広島市立美術館

「眼でふれる—5つのまなざし」東広島市立美術館

名称:「眼でふれる—5つのまなざし」東広島市立美術館
会期: 令和3(2021)年2月16日(火曜日)~ 令和3(2021)年3月28日(日曜日)
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
会場:東広島市立美術館
観覧料:一般600円、大学生300円、高校生以下無料
  (*学生証をご提示ください/20名以上の団体は2割引き)
   後期高齢者医療被保険者証・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けられている方は、無料でご観覧いただけますので、受付で各手帳等をご提示下さい。
主催:東広島市立美術館
後援:中国新聞、NHK広島放送局、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、(株)広島リビング新聞社、プレスネット、KAMONケーブルテレビ、FM東広島89.7MHz、尾道エフエム放送
住所:〒739-0015広島県東広島市西条栄町9-1
TEL:082-430-7117
URL:東広島市立美術館https://hhmoa.jp/
 本展では、独自のイメージを追求し、創造の可能性に挑んだ5人の作家に焦点をあて、その表現の変遷から彼らのまなざしに迫ります。
東広島市八本松町に制作拠点を構えるゼロ・ヒガシダ(1958-)は、ステンレスやブロンズなどの素材と対峙し、具象や抽象という概念を超えた根源的な精神世界を創り出しています。
また、小林敬生(1944-)は、木口木版としては異例の大型作品制作を試み、作品のモチーフには幼少期を過ごした豊栄町や西条町の豊かな自然が影響しています。
戦争のため一時期、安芸津町に疎開していた永瀬義郎(1891-1978)は、創作版画の普及に尽力しつつ、固定観念に囚われない版画制作を行い、1922年には『版画を作る人へ』を出版し版画家を目指す人々に影響を与えました。
一方、現代の版画教育において多大な貢献をした吹田文明(1926-)は、銅版画技法のメゾチントを木版へ転用したラワン・メゾチント法を考案し、その鮮やかで明快な作品群は国際的な評価を得ました。そして、西条町出身の岡崎紀(1938-)は、花や人体などから想起した、色とかたちを緻密に構成した豊かで清新な心象風景を主に油彩によって描き出しています。
 新型コロナウイルス感染拡大により、改めて自己と社会、自然との関わり方を見つめ直すこととなった今、美術館で直接作品に眼や心でふれることによってのみ得られる美術の豊さを、当館コレクションを中心にお楽しみください。

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