「綺羅(きら)めく京の明治美術― 世界が驚いた帝室技芸員の神業」京都市京セラ美術館

「綺羅(きら)めく京の明治美術― 世界が驚いた帝室技芸員の神業」京都市京セラ美術館

名称:「綺羅(きら)めく京の明治美術― 世界が驚いた帝室技芸員の神業」京都市京セラ美術館
会期:前期:2022年7月23日(土)~8月21日(日) 
   後期:8月23日(火)~9月19日(月・祝)
開館時間:10:00〜18:00(最終⼊場は17:30)
料金:⼀般:1,800(1,600)円
   ⼤学・⾼校⽣:1,300(1,100)円
   中学⽣以下無料
   ※( )内は前売、20名以上の団体料⾦
休館日:⽉曜⽇(祝⽇の場合は開館)
住所:〒606-8344京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
TEL:075-771-4107
URL:京都市京セラ美術館

重要文化財 初代 宮川香山《褐釉蟹貼付台付鉢》明治14(1881)年 東京国立博物館蔵 TNM Image Archives
重要文化財 初代 宮川香山《褐釉蟹貼付台付鉢》明治14(1881)年 東京国立博物館蔵 TNM Image Archives

帝室技芸員とは、明治23(1890)年に発⾜した制度で、皇室によって優れた美術⼯芸家を顕彰、保護するものです。美術界のトップランナーというべき、⼀握りの美術家が選ばれました。
制度発⾜の背景には、美術の奨励に加え、明治維新によって幕府や諸藩の庇護を失い、窮地に⽴たされた画家や⼯芸家を救い、優れた技術を保存する⽬的がありました。帝室技芸員は当代における美術の、最⾼の栄誉と権威を⽰す制度となり、昭和19(1944)年まで続くなかで、京都にゆ
かりのある美術家も多く選出されています。
本展では、制度が発⾜した明治期を中⼼に、京都にゆかりのある19 ⼈の帝室技芸員を紹介します。最⾼峰とたたえられた名作を通して、明治期京都の技と美をご覧ください。

初代 宮川香山《高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒大香炉》明治前期 田邊哲人コレクション(横浜美術館寄託)
初代 宮川香山《高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒大香炉》明治前期 田邊哲人コレクション(横浜美術館寄託)
幸野楳嶺《妓女図》明治6(1873)年 京都府蔵(京都文化博物館管理) 後期展示
幸野楳嶺《妓女図》明治6(1873)年 京都府蔵(京都文化博物館管理) 後期展示
初代 諏訪蘇山《葡萄透し花瓶》明治40~42(1907~09)年 石川県立工業高等学校蔵
初代 諏訪蘇山《葡萄透し花瓶》明治40~42(1907~09)年 石川県立工業高等学校蔵
並河靖之《蝶に花唐草文香水瓶》明治中期 清水三年坂美術館蔵
並河靖之《蝶に花唐草文香水瓶》明治中期 清水三年坂美術館蔵
岸竹堂《虎》明治26(1893)年 東京国立博物館蔵 TNM Image Archives 後期展示
岸竹堂《虎》明治26(1893)年 東京国立博物館蔵 TNM Image Archives 後期展示

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る