「第104回企画展 雑誌『工藝』の美」豊田市民芸館

「第104回企画展 雑誌『工藝』の美」豊田市民芸館

名称:「第104回企画展 雑誌『工藝』の美」豊田市民芸館
会期:2022年6月7日(火)~2022年8月28日(日)
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜 月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:無料
会場:第2民芸館
住所:〒470-0331愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100
TEL:0565-45-4039
URL:豊田市民芸館

「第104回企画展 雑誌『工藝』の美」豊田市民芸館
「第104回企画展 雑誌『工藝』の美」豊田市民芸館

昭和6年 (1931 年 に創刊した雑誌『工藝』は、思想家の柳宗悦を中心に編集刊行された民藝運動の機関誌です。雑誌そのものが「工芸的な作品」であるべきという考えのもと、用紙には各地の手漉き和紙が用いられ、表紙の装丁や小間絵は民藝運動の同人たちが担当しました。柳らが新しく見出した工芸品が次々に特集されたこの雑誌は、地方の産地の紹介、歴史の記述、生産技法の分析といった豊富な情報に加え、小間絵や写真図版を充分に活用して編集されたのです。それは柳らが思索した民藝というコンセプトを伝え、同志のネットワークを全国に広める重要なメディアとして機能したのです。
本展では、雑誌『工藝』全120 冊を一挙に公開するとともに、豊田市民芸館が所蔵する民藝作家の作品を併せて展示します。柳らが民藝の「美の基準」を具体的に提示するために世に送り出した雑誌『工藝』。この出版活動の総体をご覧いただきます。

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