名称:「涼風献上-風俗画展」柴田悦子画廊
会期:2022年6月20日(月)〜26日(日)
時間:12:00〜19:00 最終日は17:00まで
休館日:日~水曜日
料金:無料
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目5−1 第三太陽ビル
TEL:03-3563-1660
URL:柴田悦子画廊
涼風献上シリーズとして琳派からはじまって文人画に繋ぎ、それぞれの研究展を3年ずつ開催してきた。
7年目にあたる今回の研究テーマは「風俗画」。岩佐又兵衛などによる初期風俗画から寛文美人画、春信、湖竜斎、近代の松園や小村雪岱まで日本の風俗画や美人画の流れを団扇によって辿ろうというもの。
去年まで3年間、前のめりに墨の表現に没頭していた画家達が、にわかに「え?風俗画すか?」と戸惑うなか、粛々と日本美術史家の先生のレクチャーが始まり、大量の資料とともにその魅力が伝えられると俄然意欲的に自分の研究作を選定し始めた。前回、涼風を届けるのは扇子だったが、この度は初回に戻って大団扇である。
前面には選んだ研究作が、裏面には自作を描くが基本。壁一面に展示された大団扇は是非手に取って裏側もよくご覧いただきたい。画家たちが考えに考え抜いた趣向が施されているから。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。