名称:秋季特別企画展「東海道をゆく」中山道広重美術館
会期:前期:令和4年(2022)10月6日(木曜日)から11月6日(日曜日)
後期:令和4年(2022)11月10日(木曜日)から12月11日(日曜日)
観覧料:大人820円(20名以上の団体は660円)
住所:〒509-7201岐阜県恵那市大井町176-1
TEL:0573-20-0522
URL:中山道広重美術館
慶長6年(1601)に導入された宿駅伝馬制により、江戸と京を結ぶ東海道には53の宿場が整備されました。庶民の間で旅行への関心が高まると、東海道と中山道を取り上げた道中記『東海木曽両道中懐宝図鑑』や、旅の必需品や心得を著した手引書『旅行用心集』など、旅や地方を題材とした書籍が相次いで出版されます。風光明媚な名所を多数擁する東海道は、浮世絵においても人気の題材でした。東海道物を最も得意とした浮世絵師は、歌川広重でしょう。代表作「東海道五拾三次之内」(保永堂版)をはじめ、生涯にわたり20種類以上もの作品を手掛けました。 本展では、「保永堂版」を中心とする6種の東海道シリーズから出品し、各宿場や道中を主題とする浮世絵を、当時の旅程になぞらえてご紹介します。災害や病気を退け、幸運を招くとして『旅行用心集』にも登場する神獣・ハクタクと共に、13泊14日の旅に出かけましょう。
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