コレクション展Ⅱ「特集:髙島野十郎の世界」福岡県立美術館

特集:髙島野十郎の世界

名称: コレクション展Ⅱ「特集:髙島野十郎の世界」福岡県立美術館
会期:2022年6月11日(土)〜9月1日(木)
休館日:月曜日(祝休日の場合はその翌平日)
開館時間:10:00〜18:00 (入場は17:30まで)
会場:4階展示室
料金:一般:210円(170円)  高大生:140円(110円)  小中生:60円(50円)
   ※( )内は20名以上の団体料金
   ※次の方々は無料
   65歳以上の方/身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方及びその介護者/教職員が引率する小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校の児童・生徒及びその引率者/会期中土曜日来館の高校生以下の方
住所:〒810-0001 福岡市中央区天神5丁目2-1
TEL: 092-715-3551
URL:福岡県立美術館

髙島野十郎「蝋燭」大正期、福岡県立美術館蔵
髙島野十郎「蝋燭」大正期、福岡県立美術館蔵

髙島野十郎(1890-1975)は、福岡県久留米市出身の洋画家。「蝋燭」や「月」という特異な主題を独特の写実的筆致で描いた画家として、近年では全国的にもよく知られる存在となりました。東京帝国大学農学部水産学科を首席で卒業しながらも画家の道を選び、流行や時代の趨勢におもねることなく、自らの理想と信念にひたすら忠実であろうとしたストイックな生き方は、出口の見えない混迷の時代を生きる私たちにも非常に魅力的に映ります。  
本展は、コロナ禍のなかで2021年3月に当館が新たに立ち上げたオンラインサイトである「福岡県立バーチャル美術館」内にある架空の展示室「髙島野十郎の世界」を、実際の展示室で実現しようとする試みです。《蝋燭》、《月》、《からすうり》ほか野十郎の代表作約40点を味わいつつ、バーチャルという新たな美術体験とリアルとの違いを体感してみてください。

髙島野十郎「ティーポットのある静物」昭和23年(1948)以降、福岡県立美術館蔵
髙島野十郎「ティーポットのある静物」昭和23年(1948)以降、福岡県立美術館蔵
髙島野十郎「月」昭和37年(1962)、福岡県立美術館蔵
髙島野十郎「月」昭和37年(1962)、福岡県立美術館蔵

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