「複製芸術家 小村雪岱 ~装幀と挿絵に見る二つの精華~」日比谷図書文化館

「複製芸術家 小村雪岱 ~装幀と挿絵に見る二つの精華~」日比谷図書文化館

名称:「複製芸術家 小村雪岱 ~装幀と挿絵に見る二つの精華~」日比谷図書文化館
会期:2021年1月22日(金曜日)~3月23日(火曜日)
開館時間:月曜日~木曜日:午前10時~午後7時
     金曜日:午前10時~午後8時
     土曜日:午前10時~午後7時
     日曜日・祝日:午前10時~午後5時
     ※ 入室は閉室の30分前まで
休館日:2月15日(月曜日)、3月15日(月曜日)
入館料:無料
住所:〒100-0012東京都千代田区日比谷公園1-4
TEL:03-3502-3340
URL:日比谷図書文化館
  大正3年9月、小村雪岱は文豪・泉鏡花による書き下ろし小説単行本『日本橋』で、装幀家としてデビューします。鏡花の小説世界を愛した若き無名の日本画家は、その画号「雪岱」も鏡花によって授けられました。以後、装幀家としてばかりでなく、挿絵画家としても後に「雪岱調」と言われる独自の画風で邦枝完二の新聞連載小説「おせん」などを手がけ、雑誌や新聞などの印刷複製物で活躍します。さらには舞台装置家としての面も見せ、装幀、挿絵、舞台装置と三つの分野で才能をいかんなく発揮しました。
 本展では日本画家という出自を持ちながら、装幀家、挿絵画家という職能で輝きを放つ雪岱の仕事に注目、特に挿絵画家としての仕事については、監修者・真田幸治氏の膨大な個人コレクションから当時の雑誌や新聞を用いてふんだんに紹介します。雑誌のページ全体を使って大胆にレイアウトする様など、印刷物を通した複製芸術家としての雪岱の世界をご堪能ください。

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