「メディウムとディメンション : Liminal」柿の木荘

「メディウムとディメンション : Liminal」柿の木荘

名称:「メディウムとディメンション : Liminal」柿の木荘
会期:2022年9月3日(土)~2022年9月27日(火)
開館時間:11:00〜18:00
休館日:水曜日・木曜日
入場料:500円
会場:柿の木荘
住所:〒162-0831 東京都新宿区横寺町31
URL:柿の木荘

「メディウムとディメンション : Liminal」柿の木荘
「メディウムとディメンション : Liminal」柿の木荘

「メディウムとディメンション:Liminal」は戦後の神楽坂に建設された木造アパートの改修にともない、さまざまなかたちで時間と空間にアプローチする展覧会です。1966年に建てられた木造アパート「柿の木荘」は、かつて賃貸アパートとして、そして2016年からは主にアーティスト・イン・レジデンスの滞在施設として使用されてきました。しかし、パンデミックの影響により存続できない状態となり、このたび新たな用途のために改修が行われます。
和製英語である「アパート」は一つの建物の中に別々に住まいがある住居を指し、本来の語である「Apartment」もまた「apart」、すなわち「(時間・空間的に)離れて」という意と無関係ではありません。複数人の住まいとして同じ/別々の日常を繰り返してきた建物に存在した時間と空間を行き来しながら、その内部と外部へ複層的に時間と空間を結んでいく/解いていくこと。本展は、私たちのすぐそばにある「消えていくもの」と「現れてくるもの」、そして「変わるもの」と「変わらないもの」の間にある「Liminal(境界的)」な状態から現在をとらえ直し、新たな次元、あるいはそれぞれの時間と空間の中に足を踏み入れていく試みです。
アーティスト
磯谷博史、長田奈緒、鎌田友介、佐々木耕太、鈴木のぞみ、髙田安規子・政子、玉山拓郎、津田道子、平川紀道、平田尚也、古橋まどか、山根一晃

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