「いにしによるー断片たちの囁きに、耳を」瀬戸内海歴史民俗資料館

「いにしによるー断片たちの囁きに、耳を」瀬戸内海歴史民俗資料館

名称:「いにしによるー断片たちの囁きに、耳を」瀬戸内海歴史民俗資料館
会期:2022年10月1日(土)-12月18日(日)
開館時間:9:00-17:00 (月曜日休館)
場所:瀬戸内海歴史民俗資料館「瀬戸内ギャラリー」
観覧料:無料
住所:〒761-8001香川県高松市亀水町1412-2
TEL:087-881-4707
URL:瀬戸内海歴史民俗資料館

「いにしによるー断片たちの囁きに、耳を」瀬戸内海歴史民俗資料館
「いにしによるー断片たちの囁きに、耳を」瀬戸内海歴史民俗資料館

本企画展示では、アーティスト、文化人類学者たちが地域住民と協働で展開している高松市塩江の古民家、藤川邸「いにしによる」におけるプロジェクトを紹介します。
高松市塩江町の内場ダム湖の畔で石垣を抱きながら建つ藤川邸は、そこで営まれた生活や地域のさまざまな変化の影響を受けながら移築と改修を重ねてきました。その家には家族の生活の記憶だけでなくダム建造や、戦争などさまざまな歴史や地域産業の記憶が刻まれています。
このプロジェクトでは一般的な「空き家再生」では捨てられてしまう家の歴史を丁寧にアーカイヴし、ファミリーヒストリーを塩江の公共の歴史として継承すると同時に、それをアーティストたちがそれぞれの視座で読み解き、表現していきます。変わりゆく現実にも目を向けながら、瀬戸内海の海の暮らしとコントラストの中で、塩江の山の暮らしの変遷をマクロからミクロまで、さまざまなスケールで展開していきます。

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