「三浦太郎展 絵本とタブロー」板橋区立美術館

「三浦太郎展 絵本とタブロー」板橋区立美術館

名称:「三浦太郎展 絵本とタブロー」板橋区立美術館
会期:令和4(2022)年11月19日(土曜日)~令和5(2023)年1月9日(月曜日・祝日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(ただし1月9日(月曜日)は祝日のため開館)、12月29日(木曜日)~1月3日(火曜日)
観覧料:一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円
   土曜日は小中高校生は無料で観覧できます
   65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)
主催:板橋区立美術館、JBBY(一般社団法人日本国際児童図書評議会)
住所:〒175-0092東京都板橋区赤塚5-34-27
TEL:03-3979-3251
URL:板橋区立美術館

『くっついた』 (こぐま社、2005年)
『くっついた』 (こぐま社、2005年)

三浦太郎(1968年生まれ)は、2004年にヨーロッパで絵本作家としてデビューし、その後、日本国内でも『くっついた』や『ちいさなおうさま』など話題の絵本を次々に出版してきました。優れたデザイン感覚やアイデアあふれる展開で読者を魅了する絵本は、たくさんの国で翻訳出版されています。三浦が絵本作りを始めたのは、板橋区立美術館で「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を観覧したことがきっかけでした。当館は、三浦の2001年のボローニャ展初入選から20年以上にわたり、その活動と変遷に伴走してきました。
2014年からは、ステンシルを使って描くタブロー(絵画作品)のシリーズを発表し始め、ボローニャ近代美術館で展覧会も開催しました。さらに近年は風景スケッチにも取り組んでいます。
三浦太郎の絵本とタブローの仕事を紹介する本展では、絵本原画、新作のタブロー、初公開となる風景スケッチなども展示し、その制作の全貌に迫ります。

『あさだおはよう』 (童心社、2021年)
『あさだおはよう』 (童心社、2021年)
『ぞうちゃんとねずみちゃん』 (講談社、2016年)
『ぞうちゃんとねずみちゃん』 (講談社、2016年)

三浦 太郎 Taro Miura
作家ポートレート
1968年、愛知県西尾市生まれ。大阪芸術大学美術学科で版画を専攻し、シルクスクリーンを学ぶ。10年ほどイラストレーターとして活動した後、2001年「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」に初入選し、2003年以降も連続入選を果たす。入選をきっかけに2004年にスイスで絵本作家としてデビュー、同年にイタリアでも絵本を出版。日本で初めて出版した絵本『くっついた』(こぐま社、2005年)は100万部を超える大ヒットとなる。2022年までに国内外で47冊の絵本を出版し、世界中で多数の翻訳版が刊行されている。
近年はステンシルを使って描くタブロー(絵画作品)の制作にも力を入れており、2014年の「ワークマンステンシル」シリーズや、2016年から始まった「こどもアイデンティティー」シリーズを国内外で発表している。
また2014年にボローニャで初めて子ども向けのワークショップを行い、その後も日本、台湾、スペイン、ポーランドなど世界各地で実施している。

Ton (Corraini Edizioni、2004年)
Ton (Corraini Edizioni、2004年)
『ちいさなおうさま』 (偕成社、2010年)
『ちいさなおうさま』 (偕成社、2010年)
『おはなをどうぞ』 (のら書店、2009年)
『おはなをどうぞ』 (のら書店、2009年)
Tokio(Media Vaca、2006年)
Tokio(Media Vaca、2006年)
『ジャングルジムをつくろう!』 (ほるぷ出版、2020年)
『ジャングルジムをつくろう!』 (ほるぷ出版、2020年)
Je suis... (La Joie de lire、2004年) Je suis..., Taro Miura, ©2004, Editions La Joie de lire SA, S witzerland -www.lajoiedelire.ch
Je suis… (La Joie de lire、2004年) Je suis…, Taro Miura, ©2004, Editions La Joie de lire SA, S witzerland -www.lajoiedelire.ch
「ワークマン名画 マティス 大きな横たわる裸婦」 (2014年)
「ワークマン名画 マティス 大きな横たわる婦」 (2014年)
「こどもアイデンティティー」 (ここちゃん、西みどりがおか、2022年)
「こどもアイデンティティー」 (ここちゃん、西みどりがおか、2022年)
『みち』(あすなろ書房、2022年)
『みち』(あすなろ書房、2022年)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る