「ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-」国立工芸館

「ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-」国立工芸館

名称:「ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-」国立工芸館
会期:2023年3月21日(火・祝)〜2023年6月11日(日)
会場:国立工芸館
時間:9:30〜17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日:月曜日 
観覧料:当日一般900円
住所:〒920-0963石川県金沢市出羽町3-2
TEL:050-5541-8600
URL:国立工芸館

桂盛仁《帯留・ブローチ ブラッキー「威嚇」「眠り」「立ち姿」》 2022年
桂盛仁《帯留・ブローチ ブラッキー「威嚇」「眠り」「立ち姿」》 2022年

ポケモンと工芸、正面切って出会わせたとしたらどんな「かがく反応」が起きるだろう。そこに本気で挑むのがこの企画の骨子です。
一見意外な組み合わせですが、案外この2者、共通項が少なくないのです。たとえば工芸の原材料や製造工程のエネルギーを挙げてみれば土や草や金属や、水に炎に電気など、そのままポケモンのタイプといっても通用するかのよう。さらにはポケモンを育ててわざを磨いたり、収集や交換といったシステムも工芸にかける作り手や愛好者の想いと重なるところが多そうです。
今回、工芸と出会ったポケモンは鳥肌が立つような実在感で登場し、ゲームやムービーの思い出の光景を豊かな物質感とともに更新していくでしょう。対してポケモンと出会った工芸は、外からの主題に刺激を受けつつ、本道を極め、ラディカルな相へと突き進みました。
ポケモン×工芸の攻略法は会場に立った人の数だけきっとあるはず!発見、体験、冒険のたどり着く先で出会うのは、可能性に満ちた皆さん自身の姿なのかもしれません。
◆ 出品作家
池田晃将、池本一三、今井完眞、植葉香澄、桂盛仁、桑田卓郎、小宮康義、城間栄市、須藤玲子、田口義明、田中信行、坪島悠貴、新實広記、林茂樹、葉山有樹、福田亨、桝本佳子、水橋さおり、満田晴穂、吉田泰一郎[五十音順]

吉田泰一郎《サンダース》 2022年
吉田泰一郎《サンダース》 2022年
今井完眞《フシギバナ》 2022年
今井完眞《フシギバナ》 2022年
福田亨 《雨あがり》 2022年
福田亨 《雨あがり》 2022年
城間栄市《琉球紅型着物「島ツナギ」》 2022年
城間栄市《琉球紅型着物「島ツナギ」》 2022年
坪島悠貴 《可変金物 ココガラ/アーマーガア》 2022年
坪島悠貴 《可変金物 ココガラ/アーマーガア》 2022年
桝本佳子《リザードン/信楽壷》 2022年
桝本佳子《リザードン/信楽壷》 2022年
小宮康義《江戸小紋 着尺 「ゲンガー・ゴースト」》 2022年
小宮康義《江戸小紋 着尺 「ゲンガー・ゴースト」》 2022年

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る