「浅野いにお展ーthe personality of the cityー」町田市民文学館ことばらんど

「浅野いにお展ーthe personality of the cityー」町田市民文学館ことばらんど

名称:「浅野いにお展ーthe personality of the cityー」町田市民文学館ことばらんど
期間:2022年10月22日(土曜日)から12月25日(日曜日)
休館日:毎週月曜日
   11月10日(木曜日)、12月8日(木曜日)
観覧時間:午前10時から午後5時、金曜日は午後8時まで
   入場は閉館の30分前まで
観覧料:一般:600円/大学生・高校生・中学生:300円/小学生以下:無料
主催:町田市民文学館ことばらんど
協力:小学館
住所:〒194-0013東京都町田市原町田4-16-17
TEL:042-739-3420
URL:町田市民文学館ことばらんど

「浅野いにお展ーthe personality of the cityー」町田市民文学館ことばらんど
「浅野いにお展ーthe personality of the cityー」町田市民文学館ことばらんど

「ソラニン」や「おやすみプンプン」「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」など、常に話題作を発表し続ける漫画家・浅野いにお。先進的なデジタルツールを駆使し、新たな作画表現を模索し続ける一方、彼が紡ぎ出すのは、誰もが心の奥底に抱える不安や葛藤、日々の暮らしの中で感じる疑問や怒りをもとにした”半径5メートル”の物語りです。
こうした人間の複雑な内面を描くにあたり、彼が大切にしているのが、作品の舞台や主人公が暮らす街の持つイメージ。「デデデデ」に登場する中川凰蘭(おんたん)と小山門出は世田谷に住んでいて、吉祥寺や新宿で遊んでいる幼馴染の女子高生。一方、「ソラニン」で種田と芽衣子が暮らすアパートは小田急線沿線にあり、彼らが演奏するライブハウスは町田にあります。
そして、「おやすみプンプン」で主人公プンプンが暮らすのは、同じく町田の新興住宅街です。このように作品の舞台はすべて東京郊外に位置するベッドタウンですが、確かにそれぞれの登場人物の人柄は異なっています。
本展は、こうした作品の舞台や街のイメージ、そこに暮らす人々に着目しながら、改めて浅野いにお作品の魅力に迫る展覧会です。作品の舞台となる東京郊外の街々、そこに登場する人々は彼の目にはどのように映っていたのでしょうか。想像しながら展示をお楽しみください。

プロフィール
浅野いにお (あさの・いにお)
漫画家
1980年、茨城県生まれ。1998年ビッグコミックスピリッツ増刊Manpuku!(小学館)でデビュー。2002年より月間サンデーGX(小学館)にて「素晴らしい世界」の連載を開始。代表作に「おやすみプンプン」「零落」などがあり、「ソラニン」「うみべの女の子」は実写映画化もされた。2014年から2022年2月まで週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」を連載し、第66回小学館漫画賞一般向け部門と第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門・優秀賞を受賞した。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」国立科学博物館
  2. 企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館
  3. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
ページ上部へ戻る