「クールベと海 展—フランス近代 自然へのまなざし」パナソニック汐留美術館

「クールベと海 展—フランス近代 自然へのまなざし」パナソニック汐留美術館

名称:「クールベと海 展—フランス近代 自然へのまなざし」パナソニック汐留美術館
会期:2021年4月10日(土)~6月13日(日)
開館時間:午前10時~午後6時(ご入館は午後5時30分まで)
  ※5月7日(金)、6月4日(金)は夜間開館 午後8時まで(ご入館は午後7時30分まで)
休館日:水曜日(※但し5月5日は開館)
入館料:一般:1,000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円、小学生以下:無料 
  ※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。
主催:パナソニック汐留美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛:ライオン、DNP大日本印刷、損保ジャパン
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、港区教育委員会
協力:日本航空、船の科学館「海の学び ミュージアムサポート」
住所:〒105-8301東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:パナソニック汐留美術館
 19世紀フランスを代表するレアリスムの巨匠ギュスターヴ・クールベ(1819−1877)。あるがままの現実を描くことで、既存の政治や美術制度に敵対的な態度を表明した一方で、故郷フランシュ=コンテ地方の大自然や動物、22歳の時に初めて目にしたノルマンディーの海を繰り返し描き、その鋭い洞察力や高い技術力が評価されました。
 本展では、こうしたクールベの風景画家としての側面に焦点をあて、とりわけ画家が1860年代以降に集中的に取り組んだ「波」連作を中心に紹介します。さらに、クールベ以前より表象されてきた畏怖の対象としての海、同時代の画家ブーダンやモネが描いたレジャーとしての海もあわせて展覧し、海との距離がより身近なものとなった当時において、レアリスムの巨匠クールベが捉えた海の風景画の特異性を探ります。
出品作品は、国内作品にフランスのオルレアン美術館が所蔵する《波》も加わった、約60点の作品によって構成されます。同時代の画家たちが描いた海景画の中でも、とりわけ「奇妙」に映るクールベの、迫力ある海の描写をご堪能ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る