名称: 「篠田 桃紅 特集」伊勢丹新宿店
会期:2022年12月21日(水) ~ 2023年1月10日(火)
場所:本館6階 アートエディション[最終日午後6時終了]
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店
東洋的な伝統美と革新的な造形美を融合させ
「墨象」という墨による表現の新たなる可能性を切り拓き、
世界のアートシーンに影響を与え続けた孤高の美術家、篠田桃紅。
篠田桃紅は1960年にフィラデルフィアから来日した刷り師、
アーサー・フローリーの勧めでリトグラフの制作を始めました。
1963年以降、木村希八(1934-2014年)に版画の刷りを委ね、
半世紀にわたり千種類以上の版画を制作しました。
本展では、手彩色が施されたリトグラフと銅版画の作品、約15点を展示販売いたします。
■篠田 桃紅 Toko Shinoda
1913 年、中国・大連に生まれる。
5 歳の時、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、以後独学で書を極める。
第二次世界大戦後、文字を解体し墨で抽象を描き始める。
1956 年渡米しニューヨーク、ボ ストン、シカゴ、パリ他で個展を開催。
1958 年の帰国後は、壁画や壁書、レリーフといった建築に関わる仕事や、
東京・芝にある増上寺大本堂の襖絵などの大作を手掛ける一方で、
リトグラフや装丁、題 字、随筆など、活動は多岐にわたる。
2005 年、ニューズウィーク(日本版)の「世界が尊敬する日本 人 100 人」に選ばれるなど、晩年まで精力的な活動を続けた。
2021 年 3 月 1 日、107 歳で逝 去。
<主要コレクション>
メトロポリタン美術館
ボストン美術館
グッゲンハイム美術館
大英博物館
東京 国立近代美術館
岐阜県美術館
関市立篠田桃紅美術空間(岐阜県)
コンラッド東京
ザ・キャピトル ホテル東急(東京)
京都迎賓館
増上寺 など
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