企画展「河内の豪農と文化的ネットワーク―今米村 中家の学芸事情―」大阪商業大学 商業史博物館
名称:企画展「河内の豪農と文化的ネットワーク―今米村 中家の学芸事情―」大阪商業大学 商業史博物館
会期:令和4年11月7日(月)~12月24日(土)
開館時間:10:00~16:30
休館日:日曜日(11月23日(水・祝)は開館)
入館料:無料
会場:大阪商業大学商業史博物館 2階企画展示室
住所:〒577-8505大阪府東大阪市御厨栄町4-1-10
TEL :06-6785-6139
URL:大阪商業大学 商業史博物館
本館は、令和2年3月に、17世紀後半に大和川付替え運動の中心的役割を果たした河内国河内郡今米村庄屋中甚兵衛家のご子孫である中九兵衛(好幸)氏より、同家伝来資料の寄贈を受けました。
中家が尽力した大和川の付け替えは、頻繁に起こる水害から生活を守り、一千町歩にも及ぶ新田開発を促し、木綿をはじめとした商品作物栽培による商品経済の発展をもたらす大きな変革となりました。結果として生まれた経済的蓄積は、地域に文化的隆盛を促したと考えられています。
中家に伝来した大和川付け替えに関する古文書史料は、平成22年、柏原市立歴史資料館に収蔵されており、今回、本館に寄贈された資料は、掛軸、茶道具のほか、俳諧に関するものなど中家の生活資料で、その豪農文化の一端を表すと言えるものです。
本展観ではこれらの文化的資料のうち特に、甚兵衛から数えて五代目九兵衛重信(左栗)に関するものにスポットをあて、河内豪農としての中家の学芸事情を探ります。当時の大阪と河内の文化的な関係性をあきらかにし、これらの地域における学問や趣味を考察する一助となることを企図しています。
(公式ウェブサイトより)
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