開館20周年記念展/帝国ホテル2代目本館100周年「フランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築」パナソニック汐留美術館
名称:開館20周年記念展/帝国ホテル2代目本館100周年「フランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築」パナソニック汐留美術館
会期:2024年1月11日(木)〜3月10日(日)
会場:パナソニック汐留美術館
開館時間:午前10時~午後6時(ご入館は午後5時30分まで)
※2月2日(金)、3月1日(金)、8日(金)、9日(土)は夜間開館 午後8時まで開館(ご入館は午後7時30分まで)
料金:一般:1,200円
65歳以上:1,100円
大学生・高校生:700円
中学生以下:無料
休館日:水曜日(ただし3月6日は開館)
主催:パナソニック汐留美術館、フランク・ロイド・ライト財団、東京新聞
後援:アメリカ大使館、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会、一般社団法人DOCOMOMO Japan、有機的建築アーカイブ、港区教育委員会
特別協力:コロンビア大学エイヴリー建築美術図書館、株式会社 帝国ホテル
助成:公益財団法人ユニオン造形文化財団
展示協力:有限責任事業組合 森の製材リソラ
会場構成:佐藤熊弥(tandem)
住所:〒105-8301東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:パナソニック汐留美術館
アメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト(1867‒1959)。「カウフマン邸(落水荘)」や「グッゲンハイム美術館」で知られるライトは、「帝国ホテル二代目本館」(博物館明治村に1976年、一部移築保存)や「自由学園」を手がけ、熱烈な浮世絵コレクター・ディーラーの顔も持つ、日本と深い縁で結ばれた建築家です。
本展はケン・タダシ・オオシマ氏(ワシントン大学教授)とジェニファー・グレイ氏(フランク・ロイド・ライト財団副代表、タリアセン・インスティテュート・ディレクター)を迎えて日米共同でキュレーションを行ない、ライトが日本で実現した大作、帝国ホテル二代目本館が1923年の竣工から100年を迎えるのを機に、グローバル・アーキテクトの先駆としてライトを紹介します。両氏が参画した2017年のニューヨーク近代美術館における展覧会「フランク・ロイド・ライト生誕150周年:紐解かれるアーカイヴ」に続いて、本展はコロンビア大学エイヴリー建築美術図書館で近年大きな成果を上げつつあるアーカイヴの調査研究が基となっております。同図書館は、ニューヨーク近代美術館とともに、2012年にフランク・ロイド・ライト財団から図面をはじめとする5万点を超える資料の移管を受けました。膨大な資料は、建築はもちろんのこと、芸術、デザイン、著述、造園、教育、技術革新、都市計画に至るライトの広範な視野と知性を物語っています。
展覧会では、本邦初公開となるライトによる華麗で精緻なドローイングを展示の中心とし、帝国ホテルを基軸とした7つのセクションを横断的にご覧いただくことで、ライトが追求した、人と自然と建築の関わり、多様な文化との交流、社会の理想といったテーマが浮かび上がってくることでしょう。
世界を横断して活躍したライトのグローバルな視点は、21世紀の今日的な課題と共鳴し、来るべき未来への提言となるはずです。
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