名称:白川昌生 「『場所・群馬』 白川昌生、再展示 ! 」臨江閣
会期:2023年3月1日(水)~2023年3月5日(日)
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:無料
会場:臨江閣
住所:〒371-0026 群馬県前橋市大手町3-15
URL:臨江閣
「場所・T house」プロジェクト実行委員会は、前橋市の国重要文化財「臨江閣」で、群馬を拠点に地域に着目して制作する白川昌生(しらかわ・よしお)の展覧会を開きます。
白川昌生はヨーロッパでの13年間にわたる活動に区切りをつけ、1983年に帰国しました。その後、白川は空間表現を求める造形作品と文化的問題を主題とする作品という二つのアプローチによる制作に向かいます。93年には「場所・群馬」を宣言、翌94年から知己のアーティストに呼びかけ、前橋市の北関東造形美術館や臨江閣において、「場所」を基点に自然、風土、歴史、文化から生まれ出てくる多様な表現を目指しました。近代批判の実験場ともいうべきこれらの活動を経て、白川はこの後、代表作となる「無人駅での行為(群馬と食)」(2000年)や「駅家の木馬」(2011年)の地点に到達します。
本展では、1990年代に臨江閣で行われた「場所・群馬」展への出品作など白川の作品4点を再展示します。今年は「場所・群馬」宣言から30年。終わりの見えないコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻などで「グローバリゼーションの崩壊」が囁かれ、地域の新たなあり方が模索されている今、空間に寄り添い、「場所」と交響する白川の作品はあらためてアートについて考える機会を与えてくれるでしょう。
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