加納光於 「《雲形の遍歴者》『伊勢物語』第六段拾遺」ギャルリー東京ユマニテ

加納光於 「《雲形の遍歴者》『伊勢物語』第六段拾遺」ギャルリー東京ユマニテ

名称:加納光於 「《雲形の遍歴者》『伊勢物語』第六段拾遺」ギャルリー東京ユマニテ
会期:2023年2月27日(月)~2023年3月18日(土)
開館時間:10:30 〜 18:30
休館日:日曜日、祝日
入場料:無料
会場:ギャルリー東京ユマニテ
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
TEL:03-3562-1305
URL:ギャルリー東京ユマニテ

加納光於(かのう・みつお、1933-)は独学で銅版画を学び、1950年代半ばから作品を発表。1960年代にはリュブリアナ国際版画ビエンナーレ、東京国際版画ビエンナーレなど数々の国際展で評価を高め、日本を代表する作家となりました。
初期の作品は植物や生物を思わせるモノクロームの銅版画を中心に、その後メタルプリント、リトグラフ、オブジェなどを発表。また、瀧口修造、大岡信など詩人とのコラボレーション、舞台美術、ブックワーク等幅広い活動を行い、1980年代からは色彩豊かな油彩を発表。近年では愛知県美術館(2000)、神奈川県立近代美術館・鎌倉(2013)、CCGA 現代グラフィックアートセンター(福島、2017)での個展、「瀧口修造/加納光於《海燕のセミオテック》2019」富山県美術館などに出品しました。
本展では、1999 年に連作として制作された油彩 57点のうち 30点を展示いたします。作品タイトルである《平家物語》は平家の栄華と没落の人間模様を描いた物語ですが、能楽に最も影響を与えたとされています。能楽に興味を持つ加納が様々なイメージを展開し作られた本シリーズは、小品ながら濃密な色彩が折り重なり、色彩の洪水とも評される加納の生み出す豊かな表現は、時を経てなお観る者に新たな気付きと感動を与えてくれます。
当時、ギャルリーユマニテ東京、ギャルリーユマニテ名古屋で発表され、今回は24年ぶりの展示となります。

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