「明日につなぐ物語」栃木市立美術館

「明日につなぐ物語」栃木市立美術館

名称:「明日につなぐ物語」栃木市立美術館
会期:2023年4月15日(土)~2023年6月18日(日)
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
   祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は開館)
入場料:一般・大学生 1000円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
会場:栃木市立美術館
住所:〒328-0016 栃木県栃木市入舟町7-26
TEL:0282-25-5300
URL:栃木市立美術館

「明日につなぐ物語」栃木市立美術館
「明日につなぐ物語」栃木市立美術館

巴波川をはじめとする河川は、栃木の地を豊かに潤すとともに、さまざまな物を運び、伝えてきました。農作物や木材が運ばれ、文化を伝える人々が訪れ、この地は物と人、知識や美の行き交う場所として栄えてきたのです。巴波川の流れにも近い入舟町の地に開館した栃木市立美術館は、開館記念展として「明日につなぐ物語」を開催します。
さまざまな人と文化が交差する中で、栃木市からはすぐれた美術作家が生まれています。本展では江戸時代の浮世絵師 喜多川歌麿、幕末から明治初期にかけて写真術の黎明期に活躍した島霞谷・隆夫妻、明治から昭和にかけて洋画・日本画の両方で制作した橋本邦助、竹工芸の名門飯塚一門、アメリカとヨーロッパに滞在し庶民の暮らしを描いた清水登之、奄美大島で孤高の画業を全うした田中一村、日本の豊かな風景を旅した刑部人、貧しくても力強く生きる人々を愛した鈴木賢二、そして現在活躍中の漫画家雲田はるこという栃木市ゆかりの9名(組)の作家を紹介します。
アーティスト
喜多川歌麿、島霞谷・隆、橋本邦助、竹工芸・飯塚一門(二代飯塚鳳齋、飯塚琅玕齋、飯塚小玕齋、齋藤文石、飯田清石)、清水登之、鈴木賢二、刑部人、田中一村、雲田はるこ
前期: 4月15日(土曜日)~5月14日(日曜日) 
後期: 5月16日(火曜日)~6月18日(日曜日)
※会期中、展示替えがあります。

喜多川歌麿                 
≪高島おひさ≫1793(寛政5)年          
東京都 江戸東京博物館蔵
喜多川歌麿
≪高島おひさ≫1793(寛政5)年東京都
江戸東京博物館蔵
島隆
​≪カボチャを担いで笑う島霞谷像≫1860年代
​群馬県立歴史博物館寄託
島隆 ​
≪カボチャを担いで笑う島霞谷像≫1860年代 ​
群馬県立歴史博物館寄託
橋本邦助              
≪幕間≫1909(明治42)年       
株式会社歌舞伎座蔵
橋本邦助
≪幕間≫1909(明治42)年
株式会社歌舞伎座蔵
飯塚琅玕齋
​≪花籃 富貴≫1945(昭和20)年
​個人蔵 撮影:田中学而
飯塚琅玕齋 ​
≪花籃 富貴≫1945(昭和20)年 ​個人蔵
撮影:田中学而
清水登之                   
≪水兵のいるカフェ≫               
1926(大正15)年                
東京都現代美術館蔵
清水登之
≪水兵のいるカフェ≫
1926(大正15)年
東京都現代美術館蔵
田中一村
​≪アダンの海辺≫1969(昭和44)年
​個人蔵(千葉市美術館寄託)
​©2023Hiroshi Niiyama
田中一村 ​≪アダンの海辺≫1969(昭和44)年 ​個人蔵(千葉市美術館寄託) ​©2023Hiroshi Niiyama
刑部人                   
≪断崖≫1950(昭和25)年           
栃木県立美術館蔵 
刑部人
≪断崖≫1950(昭和25)年
栃木県立美術館蔵 
鈴木賢二
​ ≪署名≫1960(昭和35)年
​栃木市立美術館蔵
鈴木賢二 ​ ≪署名≫1960(昭和35)年 ​栃木市立美術館蔵
雲田はるこ
『昭和元禄落語心中第1巻カバー1』
2011(平成23)年
個人蔵
©雲田はるこ
雲田はるこ 『昭和元禄落語心中第1巻カバー1』 2011(平成23)年 個人蔵 ©雲田はるこ

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