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北方騎馬民族の『黄金マスク展』1996 2009.11.05更新
横浜展:1996年6月13日-7月14日1日そごう美術館 |
主催:(財)そごう美術館,朝日新聞社,テレビ朝日神奈川新聞社
中国国家文物局/内モンゴル自治区文化庁 |
岡山展:1996年8月1日-9月16日岡山市立オリエント美術館 |
主催=岡山市/岡山市教育委員会/朝日新聞社/瀬戸内海放送
中国国家文物局/内モンゴル自治区文化庁 |
東京展:1996年9月22日-11月4日 古代オリエント博物館 |
主催=古代オリエント博物館/朝日新聞社/テレビ朝日
中国国家文物局/内モンゴル自治区文化庁 |
後援=外務省/中国大使館/新華通信社/平安建都1200年記念協会(京者「展)協力=日本航空/東京海上
特別協賛:オリエントコーポレーション/大和証券/バンダイ/三菱自動車 |
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1986年、中国内モンゴル自治区で、北方騎馬民族の歴史と文化の空白を埋める極めて重要な考古学的発見が行われました。それが遼王国最盛期の皇族、陳国公主墓の発掘です。
モンゴル系の騎馬民族契丹族によって興された遼王国は、西のウイグル、東の渤海を征服、さらに中国の華北地方を支配下に置き、広大な多民族国家を形成しました。南の宋と対峙、さらに東西交渉史の上でも大きな足跡を残したのです。
陳国公主は遼の黄金時代をもたらした第六代皇帝聖宗の姪で、夫は皇后の兄弟に当たる皇族です。巨大な墳墓の墓室からは、黄金のマスクや冠を付け、金、銀、玉、琥珀の装身具に包まれた公主夫妻と夥しい馬具や遠く西アジアからもたらされたガラス器、宋の磁器などの副葬品が納められたままの形で発見されました。
この展覧会は、陳回公主墓から出土した一括遺物にあわせて、古代中国の北方草原地帯を疾駆した山戎、匈奴、鮮卑などの初期の騎馬民族の遺品をも展示し、さまざまな民族が交錯しながら独特な文化を築いてきた北方騎馬民族の世界を紹介するものです。
展覧会開催にあたり、貴重な文化遺産の日本初公開をご承諾くださいました中国政府をはじめ、実現に向けて多大なご協力を賜りました中国国家文物局、内モンゴル自治区政府、内モンゴル文物考古研究所、ご後援をいただきました外務省、中国大使館、新華通信社の諸機関、ご協賛くださいましたオリエントコーポレーション、大和証券、バンダイ、三菱自動車と貴重なご助言、ご協力を賜りました関係各位に深く感謝の意を表します。
主催者
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