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仰韶文化 2007.02.26更新
【和:こうしょうぶんか】 |
【中:yang shao wen hua】 |
新石器時代>仰韶文化
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1921年、スウェーデンのJohan Gunnar Anderssonが、黄河流域の河南省錝池県仰韶村で発見しました。彩陶・磨製石斧・石刀・紡錘車などを伴う新石器文化で、防御用の濠が集落全体を囲み、その内部に住居が密集している環濠集落です。
土器は、粘土を巻き上げて器形を作り、表面を磨いたり、赤・白・黄などのスリップ(化粧土)をかけ、その上に黒や赤の顔料で文様を描いた彩陶です。黄河上・中流域の河南省・甘粛省・陝西省を中心に非常に広く分布し、B.C.5000~2000の長期間にわたって継続し、いくつかの地域で、それぞれの特色をもった文化内容を展開していきました。
半坡類型は、文様は簡単で、魚・動物・人面などの文様を鉢や盆の内面、壺に施しました。
廟底溝類型は、半坡類型に比べ複雑で、円・曲線・直線の幾何学的文様からなっています。
刻画符号は、大体は黒色帯紋陶鉢の口沿に刻されています。多くは残片で、まれに墓中の殉葬品・瓮棺の陶鉢など完整なものが出土しました。出所:小林松篁
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